人権と貧富の差は関係ないのに

アメリカ大統領選に関連した話題の中に、メキシコとの国境線に強固な壁を作るのか議論になっているみたいです。
そこで、国境線に関連した映画を鑑賞してみました。

ボーダータウン 報道されない殺人者 です。
アメリカ国境線沿いにあるメキシコの街が舞台になっていて、女性を狙った連続殺人事件が発生しているのです。

その数は数百件だと思って調べていたら、実際には数千件になっていたらしいのです。
かなり衝撃的な物語なのですが、現実に発生している事件を元にしている事を知り、驚きました。

経済のために人権が軽視される街だから、殺人事件も報道されることなく問題が表に出てこないのです。
この映画のエンドロールにアムネスティの名前が出ていて、人権が軽視されている現状を広めたい事が理解できました。

国境に壁を作るより、人権が守られて安全にメキシコで生活できる環境を作ったほうが、アメリカの経済にも良い影響が出るのではないかと思いました。
報道の自由が経済のために曲げられてしまう現実、なんとか改善が出来ないものでしょうか。

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