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燃えないゴミも核廃棄物も一緒

どちらのゴミも最終処分場が必要なのは、誰もが理解しています。
現在の科学技術では、必ずどこかに設置しなければならない場所なのです。

結局、自分が住んでいる地域には不要と思う人が大半だと思います。
もちろん、私も同じです。

北海道寿都町が、核廃棄物最終処分場の候補として名乗り出ました。
おそらく、町長さんは地域の未来だけではなく、日本の未来まで考えながら手を上げたのだと思います。

賛成であれ、反対であれ、議論して多くの意見を集めなくてはならないと思います。
手を上げたら、核廃棄物最終処分場が決まるわけではありません。

本当に核廃棄物最終処分場を作ってよいのか、町民が民主主義によって判断しなければなりません。
町長の一声だけでは決められません。

そして、核廃棄物最終処分場を作っても良いと町民が判断した後が大変です。
本当に核廃棄物最終処分場として最適な地域なのか調べなければなりません。

調査結果が駄目ならば、核廃棄物最終処分場は作れません。
そして、核廃棄物最終処分場を作っている最中に、問題が見つかれば核廃棄物最終処分場にはなりません。

色々な段階を踏んで、核廃棄物最終処分場として問題が無いと判断した場合のみ、核廃棄物最終処分場として使えます。
順調に進んだとしても、完成までは数十年単位の時間が必要だと思います。

それなのに、町長さんや関係者に対して、脅迫を匂わせる文章等が届いているそうです。
こういう行為、本当にやめてほしいと思います。

核廃棄物最終処分場の候補地、1つだけでは無理だと個人的に考えています。
複数の市町村が候補になって、核廃棄物最終処分場が作れるのか、実際に地面を掘って調べてみないと分からないからです。

原子力発電所が無くなったとしても、今までの原子力発電で使った核廃棄物はどうするのか、冷静に考えてほしいと思います。
使った電力分、各家庭で核廃棄物を処分してほしいと言われれたら、誰もが困ると思います。

国内で発生すると予想される核廃棄物、1万6000トンと予想されているそうです。
膨大な量だと思いますし、原子力発電によって豊かな生活をしている結果ですから、真剣に考えなければならない問題だと思います。

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