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職人の技

活版印刷のベタ名刺
ベタとは印刷で言う塗りつぶされた印刷
デジタルでは再現は容易であるがせ活版印刷は
難しい分野となる 一回の印刷ではまずカスレが
起こりプラス印刷用語でいう「おばけ」という現象が
表れる それは塗りつぶされた部分に印刷情報部分の
形が現れ濃度に差がでることである
この名刺の写真は4色の印刷であるが
3度すべて重ね刷りを
しているので12回印刷の機械に通っているのである
多分あまりこういった重ね刷りをする印刷会社は無いと思う
と言うのはズレのリスクがかなり高くなるので
ミクロ単位でのズレも
文字の太りが発生する なので一回刷りが基本なのだが
そこはこだわりたい部分で弊社ではキッチリベタ
が潰れるまで色を重ねる それが技術だと思う



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