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☆35.”自分を大切にする”ってどう言うことかが少しわかった気がした出来事。

おはようございます。

「今日こそは早く寝る!」と思って準備したのに、洗濯乾燥機が終わってないことに気づいてウネウネしている私です。週に2回そうなります。シェアハウスなので放りっぱなしにはできないのです(#するな)

シェアハウス暮らしで「放置」は顰蹙一直線なので、本当に自分を律せていいですね。もちろん他人を思いやれる人であれば、の話ではありますが。どこでだらけているかがよくわかります。人のゴミ出し忘れを出していることに気づかれていて嬉しくなりました。ばれた。えへへ。


話がそれました。


今回は「ため息をついた自分にかけた衝撃の一言」というテーマでお話ししたいと思います。自分で自分を大切にすること、以前はできない!と喚いていた私ですが、気がついたらできていたのかもしれないという、そんな話です。



今まで変えてきたこと。

 日本史という名の道徳の授業をするようになって11年。
 笑顔を意識するように心がけて10年。
 いいところを発見するように心がけて8年。
 マイナスをプラスに転換するように心がけて6年。
 いいところを伝えまくるように心がけて4年。
 伝えるときに同じ言葉を使わないことを心がけて3年。
 君たちは絶対に大丈夫だと信じるように心がけて2年。
 自分から新しい人と会うことを心がけて1年。


……以上、社会人16年選手の振り返り。

こうして書いてみるとすごく初歩的だなぁ……という気持ちもあるし、ずいぶん変えることができてきたなあという気持ちもあります。これが大学生くらいに始まっていればまだダッシュを決められたかもしれませんが、20代の終わりにスタートしたものだからなかなか社会的な結果には結びついていません。とはいえ自分の心の持ちようが大きく変化していることが今の自分を助けているのは揺るぎない事実。そこはプラスで捉えていきたいですね。

色々な書籍や動画などで「20代でついた差は30代では取り返せない」と言われています。残念ながらこれは事実だと思います。が、だからといって諦めてしまうのは違うなと思っていて、この先の人生をどんな気持ちで生きるかを考えた時に、遅ればせながらも挑戦し続けるのと諦めるのとでは充実度に大きな差が生まれると思っています。


バロメーターは"不平不満"を言うかどうか。

人によっては挑戦挑戦!みたいな生き方が合わない方もいるでしょう。そんなギラギラしたことをしなくても現在の状況で「足るを知る」ことができている人もたくさんいる。充実しているか否かの線引きはどこかといえば、それは恐らく「不平不満を言うかどうか」ではないでしょうか。夢を諦めても充実している人はいるでしょう。その生活に満足や納得ができているのならそれでいい。性質に合っているということですから。そんな人に無理やり挑戦しろ!なんて言うほどジャンキーではありません。

少し前に話題になった中学受験生の親がCMにクレームを入れた話なんかもまさにこれを表していて、あのCMにクレームを入れたり、「子供のため」と言いながら子供に自分の考えを押し付けている人は「不平不満」がきっとたくさんあることでしょう。自分が努力しなかった分を子供に努力させようだなんてそうは問屋が卸しません。

 ”子供は大人の言う通りにはならないが、する通りになる”

いつも引用する、引用元がわからなくなった言葉です。言うからには自分がやらなければならない。言わないと伝わらないし、言っただけでやらないのは説得力がない。背中だけ見せてもダメ、言葉だけでもダメなんです。両方必要なんです。

もっとも、私もそれを意識的に実行するようになったのは前任校時代なんですけどね。女の子の力は偉大なもので、あの子たちのおかげで私はだいぶ素直になれたような気がしています。私を知る人は「どこが?」と笑うかもしれませんが。


ため息をついた自分にかけた衝撃の一言。

さて本題。どうしてこんな話を書こうと思ったかといえば、今日職場で大きなため息をついたんですね。仕事柄、ひとりぼっちの時間が長いんですけど、今日は仕事が立て込んでまあまあのミスというかもたつきが出ちゃったんです。でそれに対して終わった後に大きなため息をついたんですけど、ため息から2秒遅れて自分が自分に声をかけたんです。

「ため息よくない。よくないよ。よく今日乗り切ったじゃん

って。小学生みたいじゃありません?笑 そこから流れるようにため息をついたことに対してあーだこーだ言ったんですけど、自分自身を責めずにため息をついたことだけを正していたし、まずため息をついた自分に自分で声をかけたられたことが嬉しくなっちゃって。ああ、こんなに前向きになれるようになっているんだなあ!って喜んじゃったんですよ。

ちょっと大きなものを前にビビっちゃう自分もいて、そんな時にも鏡を見ると笑ってる自分がいる。この人は本当に苦しい時に笑うようになったねえって、自分で自分に言ったりなんかして。信じられない失敗もまあまあするんで反省は大いに必要なんですけど、それはそれとしてそこからの立ち直り方というか、決して見なかったことにはしない力と言いますか、そんなものが備わりつつある自分に気づくことがすごく嬉しいんですね。


持つのをやめたら手を差し伸べられる。

以前の記事で「話題は持つのではなく、作るもの」という話をしました。最近、この価値観は結構重要だなあと思っています。

「趣味は◯◯です」と自己紹介する時、その人は趣味という看板を持っている状態です。ブランド物とかを持つ人も同じで、みんな「持つ」ということに力を割きすぎているような気がするんです。でもそうやってたくさんのものを「持つ」と、手が塞がってしまうんです。私は趣味を「手紙を書くこと」と言っています。話があう人に出会ったことはありません。それでいいんです。「何を持ってるか」ではなく「何をする人か」が重要だと思っています。

私は期せずしてシェアハウスに住むことになり、あらゆる物を捨ててきました。そうして物を捨てた結果、物を持つということにこだわりがなくなってきたんです。形あるものもそうですが、趣味も「持つ趣味」をやめようと思ったんです。

その結果、急に誰とも話が合わなくなりました。離れていった人もたくさんいます。けれど、離れた分新しい人と出会ったし、人間関係も「持つ」ことをやめたことで適切な人間関係を保てるようになりました。なにより「どうぞ」って手を差し伸べられるし、「お願い!」って手を合わせることもできるようになってきた。大切な人たちは今は隣にいないし触れたこともほとんどないけど、ずっと手を繋いでいるような温かい感覚が手のひらにあるんです。


”自分を大切にする”とは、自分の両手を空けること。

そしてここに至って「もしかしたら、自分を大切にするってこういうことなのかもしれない」と思ったわけです。自分の手に物を持っちゃったら、誰も手を取れないなって。自分を否定せず放置せず、物を手放して身軽にする。そうして空いた両手で、温かい手を差し伸べて、何かを受け取る。

そんな気がしましたし、そうでありたいと思いました。

以前の記事で「自分を愛するために、まず他者を愛することにした」と書きましたが、そのアンサーを見たような気持ちになっています。どうやら効果は出始めているらしいです。何度も言うけどここ1年で私の運命はものすごく動いています。


ここまで読んでくださったあなたに、素敵な朝日が昇りますように。



……



第2回 演劇で遊ぶワークショップ

 日時:3月20日(木祝)10:00〜17:00 @大宮
 料金:学生1000円、一般2000円

開催します! ミニゲームから台本読みまで、さまざまな「演劇的な何か」で遊びます。演技経験不問。むしろ自信がない人こそ力になります。どんな人も最初から魅力を持っているし、夢を叶える力もあるんです。ただ一点、「気づいていない」だけなんです。

人は誰でも失敗しますし、得意不得意があります。素敵なところは素敵だと言い、苦手なことに挑戦する姿を讃え、乗り越えたらみんなで喜び合いましょう。大丈夫。今の自分がどうであっても、千の朝日を迎える頃には、あなたは素敵な人になっています。その輝きを発見するワークショップです。


詳細&予約フォームはこちらから。要事前予約となります!



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JUNKI HIROKAWA
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