地域の未来
戦争が始まって、ニュースでウクライナの国境の画像がありました。
日本でも県境の検問が県外ナンバーに対して行われたことがあります。
2020年4月、2021年夏に行われた、山形県境、駅、空港での検温検問
覚えていますか?
これは県外からの来訪者に対して行ったんです!
県内から外に出る人ではなくて。
理由は感染対策の啓発活動で、慎重な行動を促すこと、県外との往来の自粛につながると県高速道路整備推進室の室長がニュースでお話しています。
疑問を持った人もいるようですが、その疑問も1.検温は任意であること、2.通行する車を停める権限もない、など実効性への疑問でした。
これで強制で車に帰れと言えれば効果が実証されたのでしょうか?
この方策に県の、そして県民の考え方の本質が見えてきます。
悪いものは外から持ち込まれる
県民様は悪くない、悪いのは来訪者。
なんか田舎の考え方ですね。
この考えで行くと、高速道路も新幹線もいらないのではないかしら?
あの時、検温を推進していた方たちは、あれば必要だったと振り返っているのでしょうか?
それとも、感染対策のために思いついたと事は何でもやるという方針無き方針?
私がこの方針で嫌なところは見せしめ的に、行動を促す(この時は県内外の往来を自粛)というやり方です。
感染対策でこの見せしめ方式をとるとすれば、他の施策でもこの方針をとることがあるでしょう。
そこに地域の未来はあるのでしょうか?
音声配信『志保の本棚』
第二次対戦中にスイスから子供たちを連れてイギリスへ戻るジェントルマンの冒険。
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