
仕事は一つではない
https://note.com/kyoukn/n/n85c0a63e160e?from=notice
またまた野口響子さんのnoteからのインスパイアです。
私の名刺。
夫と一緒のクリニック副院長、義父から受け継いだ社会福祉法人の理事長、そして山形の病院で行っている高次脳機能障がい者支援センターの仕事、といろいろ書いています。
その名刺で、一番に書いてあるのはリハビリテーション科専門医。
医師と書いた方がわかりやすいかもしれないけれどすべての仕事のスタンスはリハビリテーション科医師なので一番初めに書いています。
そして終わりの方には、きものカラーコーディネーター🄬とCP認定コーチとしてあります。これも私の考え方のベースにあるものです。
こういう名刺はよく理解できない人がいます。
それでどこにお勤めですか?いつもはどこにいますか?と聞く人がいます。
また、医学会や医師会に入会するときに勤めている医療機関が必要なのです。書類に書くために。
きっと、『○○病院院長 〇川〇男』と真ん中に書いてある名刺をお持ちなのでしょう。そして病院の住所と連絡先のみ。
名刺も流行らなくなりました。
連絡先が重要なのです。
LINEを交換できれば十分ということも多くなりました。
その人が地位や名目でなく、何をしている人かが重要になったのです。
むしろなにかできる人かが大切というべきかもしれません。
大学教授も退職すればそれで地位は終わり。
学会もそうです。
そう思うと私はいくつもの仕事をしています。
病院を退職した時に、自分がしたいこと、好きなことをすると決めました。
現在も退職した病院で非常勤で働いてます。
病院の仕事も一時は退職した後もなんでいるんだ見たいに言われたこともありました。
自分のやりたいことをして、他の人のお手伝いもストレスにならない程度にしてお手伝いしています。病院内の業務の流れがわかっているのでお手伝いも楽です。現在は働いてくれてありがたいと言われるようになりました。常勤の時にも言われたことのない私にとってもありがたい言葉です。
また、尊敬していた義父の仕事を引き継いで、高齢者施設で働いています。これも新しいメンバーと仕事ができるのが嬉しい。
そう思うと私の収入の源は3つの定期的な仕事、ほかに月1回~数回のバイトが3つ、ほかにたまにある講演、そして雑誌からの依頼、医師会の仕事などいくつかあります。医師会に依頼された福祉的な委員会は積極的に引き受けています。私の得意な領域なのですから。
一つの仕事で十分だからとゆっくり過ごすのも良いのですが、その仕事がなくなったらどうするのでしょうか。
少しずつ自分の得意を見つけて、人の縁を大切にして仕事とまでは言いませんが、社会とつながれる事業を増やしてみませんか?
そうでなければ、退職後にかわいそうな境遇になってしまう心配があります。