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秋はアケビの美味しい季節

山の恵みが豊富な辺境に住んでいます。紅葉を求めてでなく、美味しいものを求めて山に入る人が多い季節。

アケビは自宅の庭に植えて春に秋に食す人も多い。
隣のおじいちゃんも私がつるバラを植えたら、こういうものを植えなくちゃとアケビの若芽を指して、おひたしにするんだよと教えてくれました。
芽を2㎝ばかりを摘み取って、少なくなってしまうのが恨めしいのですが、湯がいてクルミの砕いたものをかけてお醤油で食べると、春を感じます。

秋にはアケビの皮に
キノコを詰めてみそ味、お肉を入れるときもあります。それをかんぴょうか芋の茎で結わえて煮て、いただきます。油で炒め煮する感じ。
手間がかかるものですので、お祭りの時に食べる。
ほろ苦く、自然の恵みに感謝できる逸品です。
https://sansai-dewaya.stores.jp/items/60f640e30d4f3a265c33eba0
これは山菜料理の名店出羽屋のHPから。
きっと最もセレブなアケビ料理の一つ。

先日京都でアケビの芽はお茶にすると聞きました。飲んでみるとほうじ茶とそば茶を合わせたような食事を邪魔しない味です。
かつて、京都山間の村ではこれをお茶として飲んでいたとか。

京都ではお茶にするものを辺境では食べてしまうんですね。
アケビの皮中身を食べた後捨てないで、煮てみませんか。
(ハレは料理したことなく、いただくばかり…)

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