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そんなに知られてないバンズの事

今回はハンバーガーに使うパン、いわゆるバンズについての豆知識を少し。
普段ハンバーガーを食べる時、何気なく食べているのでそこまで気にしていないかもしれないハンバーガーのバンズですが軽いトリビア程度に書いておきます。



・バンズの各名称


ハンバーガーのパンは一般的に「バンズ」と呼ばれることが多いと思います。
バンズは英語ですが、元の呼び方は「バン」です。ハンバーガーに使われるような丸い手のひらサイズくらいのパンを英語では「バン」といいます。例えば肉まんなんかも「スチームバン」と言ったりするので大体あのようなサイズの物だったらバンに分類されると思います。

ハンバーガーのバンズ、この「バンズ」というのは複数形の呼び方になるのですが1個のハンバーガーのパンでも不思議とバンズと呼ばれているんですよね。
具を挟むのにスライスして2分割したからじゃない?と知り合いが言ってましたがスライスしても1個は1個です(笑)

それからバンズの部分的な呼び方ですが、表面側の上部の部分を「クラウン」、バンズの底面になる部分を「ヒール」といいます。
上は「冠」で下は「踵」という事。

冠はしっくりきますが踵って面白くないですか?
実は日本語でいうところのパンの耳の「耳」の部分も「ヒール」や「クラスト」と言う事があります。私たちがよく耳にするのは「クラスト」の方が多いのではないでしょうか?

わかりやすい所でいうとピザのクラスト。
ピザの周りの耳の部分ですよね?私たち日本人は耳と呼び、英語圏では踵と呼ぶ。どちらにしても身体の部位の名前を使うという共通点があり興味深いです。
海外はハードブレッドがメインなので踵の表現がとても私にはしっくり来る気がしました。
日本の食パンは耳たぶのように本当に柔らかいですもんね!

・切り方の黄金比率

実はハンバーガーのバンズの切り方って重要だって知っていますか?
美味しく食べるためのベストバランスな黄金比率というものがあり、ほとんどのハンバーガー屋さんでは、この比率を意識してバンズをスライスして提供しているそうです。

その気になる黄金比率は6:4!

ヒールが6、クラウンが4が一番ハンバーガーとして食べた時に美味しく感じるんですって!

人の下顎は上顎に比べて噛む力がとても強いのでヒールを厚めにすることで噛みしめる時に弾力のある食感を感じて満足感が高まり美味しく感じるとされています。
クラウンは薄めの厚さにすることで噛み切りやすくなります。

これを知るとお家でバーガー作りする時に切り方試してみたくなりませんか?
何ならお友達呼んでのホームバーガーパーティーでトリビア披露してドヤ顔できそうです(笑)

・mögletの黒豆バンズについて

mögletの特製黒豆バンズはハンバーガーのビジュアルには欠かせない美味しそうな焼き色とツヤを大事にしています。

卵がたっぷり塗ってあり、既にしっかりとした焼き色がついているのでご自宅でハンバーガーを作られる際にはトースターでの表面の焼き過ぎには注意してくださいね。

切った断面を焼くので、その時に温まりますから実際には外面のトーストは無しでも大丈夫です。

黒豆の部分も焦げやすいですので、くれぐれも焼いている途中に目を離さないように!

パンだけでも買いたい!と言ってもらえる本当に美味しい黒豆バンズなので風味や食感を損なわないように皆さん上手に焼いてくださいね♪