木曜日のアイコトバ エスパーじゃないから
あの人きっと
私のこと嫌いなんだ
あの人きっと
私のこと怒ってるんだ
クヨクヨ悩むことはある
だって人間だもの
そう人間だから
考える葦だから
聞いてみる
わたしエスパーだっけ?と
エスパーですと
胸を張って答えられるようになるまで
あの人の心は
あの人だけのもの
⌘
ちょっとした言葉のハシハシから、つい勝手に人の気持ちを想像して、先走ってしまうことがあります。私の場合、行動に起こすというよりは、勝手に憂鬱になったり、勝手に悪夢に悩まされたりが多かったです。
恋愛なんかでも、若い頃のことを思い返すと、勝手に相手の気持ちを邪推して、結果ぶち壊してしまった、なんてこともあったかもしれない。一生懸命が空回りして、ハムスター並みにカラカラ音を立てて回っていたような気がします。
でも最近ではそうしたことは結構減りました。例え、口や言葉でどんなに説明したとしても、100%誰かの気持ちを理解するのは不可能だろうとようやく気付いたんですよね。痛みだってそう。こういう風に痛いんだと説明したところで、この痛みと全く同じものを誰かが感じるかといえば、摩訶不思議、誰にもわからないでしょう。痛みも悩みもすごくプライベートです。だって心から生まれるんだもん。プライベートじゃなかったら、逆に困ったことになります。
誰かにわかってほしい、と思うから、人は言葉だったり態度だったり、いろんなものを駆使して、伝えようとします。今こうして書いていることも一生懸命説明しているつもりなんですが、上手に説明できているかは不確かです。指の間からこぼれ落ちていく砂のような思いを持っているから、人は少し切なくて、そして少し素敵なのかななんて、言ってみたりするめいか。
⌘今日は写真はお休みです。