さいごに食べたいものは
くまさんのこの企画、
バクゼンさんの記事を拝見して
大変心に沁みてきて
書かせていただくことにしました♪
バクゼンさんの記事はこちら
真摯な愛情と想いが心に残ります。
⌘
こちらを拝見してふと
思い出したことがあります。
勤めていた病院の外来で
たまに訪れる奇跡のような
検査結果待ちののんびりした
時間帯にふと
という話題になったときのことを。
看護師さんや事務さん達で
女子トークで盛り上がり
お寿司が圧倒的に多かったのですが、
私は何にしようかなと思いながら、
そこにいた3人の医師にも
聞いてみました。
ふむふむ、若い人はやっぱり
焼肉なんですね。
絶句して愛想笑いした記憶が💦
おぼっちゃま先生だったんです。
次は、医師C(70代)
元、大学病院で上り詰めた敏腕外科医
さあなんておっしゃるかしら。
わくわく
あっさりとこうおっしゃいました。
⌘
勤め始めてから
ずっと一緒にお仕事をしてきた
長いお付き合いのこの医師は
とても丁寧に患者さんのお話を聞いて
特にお年寄りを優しく診る方で
私はとても尊敬していました。
しばらくのちに、転んで怪我をされ
それから、体調を崩されて
勤務も不定期になりました。
勤務の最後の方は看護師と事務方、
2人つきっきりで外来のお手伝いを
したのですが、
とうとう気力体力共に
尽き果てて退職されることに。
車椅子に乗って、奥様と
最後のご挨拶に見えた時には
恥ずかしながら涙が止まりませんでした。
普通の家庭に生まれて
苦学して医者をこころざした方で、
そんな風に仰って
仕事ができなくなってしまってから
一気に体調を崩されてしまいました。
入院されていた時に
お見舞いに伺ったら
と大変困惑されていて
ああ、こんな時でも、仕事に行くことを
考えているんだな
患者さんが気になるんだな
なんて感じました。
*
その話の時に、
どんなカレーライスですか?と
伺ったんですよ。
そう仰った先生の頭の中には
多分、奥様の作られるカレーライスが
浮かんでいたのではないかと思います。
その奥様は楚々とした大変静かで
控えめな方でした。
お見合いだったのかな?と
ふと出会いを伺ってみたら
退職されて、わずか一年で、
静かに他界され、
折下こんな時代で、お別れに
伺うことも叶いませんでした。
そんなことを思います。
*
さいごに何食べたい?
私自身の話ではなくて
企画とちょっとだけ
外れちゃうかもしれないのですが、
書かせていただきました♪
くまさん、ありがとうございました。
*
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冬ピリカグランプリが
年末やってきます♪