⑯神様がそばにいてくれる
術後2日目、少しずつ吐き気と頭痛がおさまってきましたが、身体はだるくてとてもシャワーする気分にはなりません。
身体が中々言うことを聞かないなぁ。当然か、開腹手術とはつまり、割腹・・・一昔前なら死んでるしなぁ。
今はコロナ感染症予防のために、家族とも面会できません。
しかし、家族はありがたくも毎日何か持ってきてくれました。そのうちの1つが、那智の黒飴です。
文字通り、那智勝浦のお店で販売している黒飴で、昔祖母が見つけたものです。それから数十年の後、私が熊野三山に出掛けた時に再度見つけ、その後通販で買いつないでいた飴です。
濃厚な甘い黒砂糖の飴で、最近は口にしてなかったのですが、病室で寂しくなり、飴くらいなら大丈夫かな~となめはじめました。
数年ぶりに口にする飴、美味しいな~と思って、テレビを付けたら・・・なんと、熊野三山特集!!
我が家の神棚にお札のある熊野本宮大社、そして熊野那智大社がバッチリ放送されてました。
このタイミングで、那智の黒飴をなめながら、美しい映像の熊野三山特集を、見れるなんて・・・
涙がじわ~り。これはきっと、護ってるよ~、大丈夫だよ~という神様からのメッセージに違いない!!(思い込み万歳!)
この翌日も、たまたまテレビを付けると、隣県の崇敬する神社の様子が放映され、またまたその翌日には、思い出深い海外の教会も!!わお~神様、ありがとうございます!!!
病室の窓から夕陽がさしてくると、なんとなくそこには、ジーザスクライストが居るように感じてなりませんでした。私は、海外在住時、暇があれば教会に行っていたので、キリストとのご縁もあると勝手に思っています。
神様はこうやって、優しくメッセージを送ってくれるのですね。ちょっと1人で感激してました。このように、入院中は、神様がずっとそばにいてくれているように感じていました。