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⑦当日の様子

当日、会場には多くの人がいました。

中には、窓側で日が当たりすぎて眩しいと言って、座席を変えてもらう人もいました。

確かに、同じ教室でも座席の場所によって暑かったり寒かったり、調節できる服装が大事なようです。

しかし、上着を含め、筆記用具以外のものは全て鞄に積めるように言われました。

椅子にジャケットを掛けるのもNGということで、当日は大きなカバンがいるなぁ、と思いました。

ひざ掛けやカーディガンなどは、試験監督にチェックしてもらってからOKとなりましたが、かなりな念の入りようでした。

そんなこんなで、緊張している中で試験が開始となります。

早速、試験Ⅰから開始なのですが、なんだか前日よく眠れなかったのと緊張で、質問文が頭に入りません。

数問目を解いていた時、思いがけず時間が掛かってしまい、「あれ?これって、本番だよね?」とはっとしました。

いつものように、じっくり考える時間はない!

ここから、慌てて超特急で解き始めました。

でも、試験Ⅰは、十分に見直す時間が取れませんでした。

この時ばかりは、前日にしっかり寝なかったことを後悔しました。

気を取り直し、試験Ⅱに行きます。

ここは何もかも一発勝負。

説明文が流れている間に、覚えた音声記号表を書き出します

そして、聞き取り問題では、大体の発話を「速記」しました。

これは、自分では上手く行ったと思います。かなりスラスラと解けました。

正答率が分からないのが悔やまれますが、その時はそこそこ納得のいく出来だと思いました。

試験Ⅲになってようやく落ち着き、見直しの時間も取れました。

試験会場は9時から開き、試験終了時刻は16時40分です。

実質の試験時間は、4時間です。

前日からの移動も含めると、大変な長丁場です。

ですので、前日はとにかくよく寝ること、そして、4時間の試験に耐えられるよう体力を温存すること、これがアラフォー・アラフィフに求められる試験対策だと思いました。




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