![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/92580435/rectangle_large_type_2_e6c8111182f3550b392a1b72bbb29b09.jpeg?width=1200)
納骨への道①そもそものきっかけ
なぜ、わざわざ「超」混んでいる京都へ、まだコロナが完全になくなったわけでもないのに行ったのか・・・
それは、祖母の納骨のためでした。
そして、母が病気になってしまったからでもあります。
まずは、祖母の納骨の経緯を少し書き綴ろうと思います。
実家は浄土真宗で、祖父は地域の「輪番」という役割を担っていました。
その関係があってか、祖父が亡くなったとき、"本山”から納骨に関するはがきが来ました。
祖母はその時すでに年配だったので、父母と私たちきょうだいの一家で京都にある”本山”、大谷本廟まで納骨に行きました。
その後、祖母も亡くなり、十年以上の時が経ちました。
祖母のお骨は、祖母が建てたお墓と、近くの所属するお寺におさめられています。
私と私のきょうだいには子どもがいません。それぞれ結婚していますが、祖母の建てたお墓、つまり実家のお墓を守るのは、私たちきょうだいが最後です。
あのお墓はどうなるんだろう・・・?
無縁墓が残るのは、きっとよくないことだろうし、よそ様の迷惑にもなる。
いずれは、祖父母の骨をお寺に預け、墓じまいをする時がくるかもしれない・・・そんな考えが、数年前から、私の頭の中にちらちらと浮かぶようになっていました。