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【銭湯めぐり61 愛染湯@板橋本町】リニューアルされ、老若に大人気のサウナ付き銭湯

【銭湯めぐり61 愛染湯@板橋本町】

三連休初日は、11時オープン(日曜は8時)の #愛染湯 へ。15時前後にオープンする銭湯が多いが、個人的には、事前のランや、その後の昼呑みの時間を考えると、お昼前後に開店する銭湯がもっと増えて欲しいところ。ただ、いつオープンするかは客数との相関だと思われるので、サウナ増設するとか、リニューアルするとかしないと、なかなか難しいのかもしれない。実際、愛染湯は約5年前、2019年3月にリニューアルして、サウナありとの情報。

世田谷から板橋まで、ほぼ直線コースで15キロ。最短ルートにすると、幹線道路以外も多いので、スマホなしでは迷ってしまうが。銭湯ラン日和で、まだ花粉も少ないのも良い。

愛染湯は、住宅地のマンション下にあり、老いも若きも集う理想的な銭湯。自分は入らないが、サウナはプラス200円、缶ビール(こちらは風呂上がりにいただいた)が260円という良心的な価格も良い感じ。風呂の種類も多く、電気湯、ジェット湯、高温湯、水風呂に、露天は板張りの壁や屋根付きで、この日はミルク風呂でさらに土曜ということで、大量のちっちゃなアヒルとそれが入っていたと思われる大きなアヒルが浮かぶ。ただ、もともとなのか経年のせいなのか、ちっちゃいアヒルがほぼ上下ひっくり返っており(3羽ほど横向いてたが)、なんだか皆溺れているようで、シュールではありました。お風呂自体はとても気持ち良くて、問題なし。

風呂上がりのビールが安い


浴後は、東武東上線の中板橋駅方面に歩いたが、「なかいた」の商店街で、いくつか事前に見つけていた店はことごとくランチ・ディナー間の休憩時間に入っており、何とか見つけた2店をハシゴ。

記録写真撮っているとなぜかピースの若者


1軒目は、店内は背中にすぐ扉のカウンター数席だけで、混んでくると路上に展開するタイプの #長崎佐世保寅吉 。走った後の空腹のせいもあり、刺し盛り、ちくわ揚げ、焼き豚足に、くわ焼きの串3種を、菊水とホッピー黒でいただく。ウェブでチェックすると、佐世保で長年居酒屋をやっていたが、昨年居抜きでこの場所に移ったよう。名物焼き豚足は、外カリ、中ジュワで、ポン酢との相性も抜群。

佐世保のあごしょうゆとの相性良し
中に納豆入りのちくわ揚げ
名物焼き豚足
くわ焼きいろいろ


一人呑みだと周りの会話が聞こえてしまうが、隣の若カップルのちょっと噛み合わないやり取りが面白い。

「これって『さよほ』?」(男)
「『させぼ』だよ!〇〇が出身だけど、そんなこと言ったら一発アウトよ!」(女)

「黒霧(島)って、シリーズになってて、茜霧とか白霧とかあるんだよね。」(女)
「おおぎりは?」(男)
「・・・」(完全スルー)(女)

末永くお幸せに。

2軒目は、2階に階段で上った場所にある #のみやさんすゑひろ 。金土日のみ営業で、土日は昼呑みができる。入った瞬間、店内の皆がこちらを注目。常連さんだけの店かと思いきや、そうでもなかったが、なかなかユニークな常連さん(70代位の女性)がいてて、会話に惹き込まれる。

ここから2階に上る
鰯フライ
川海老の唐揚げ


居酒屋を長くやっていたが、立ち退きになったため、今はその時のお金で暮らしているらしい。別の店で、気付かず代金を支払わずに店を出たところ、後から、出入り禁止になったと間接的に別の客から聞いたそうで、直接言われなかったことに相当ご立腹の様子。当初この方に隣に座るように促されたが、店員が別の席を用意してくれたため、やんわり断っておいて良かったかなと笑

つまみ、飲み物が基本300円というのもよくできている。おススメの鰯フライもサクフワだし、川海老の唐揚げも海老が大きくてなかなか美味。ハイボール大と小をいただき、ハシゴ酒で少々酔っ払って、ブラウエダ終了。

この日のお供は、櫻井武氏の「『こころ』はいかにして生まれるのか」。中高時代好きだった懐かしのブルーバックス。ただ、この日は既述のとおり、集中しにくい環境だったため、あまり読み進まず。またのお楽しみ。

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