うえぽん

50代/霞ヶ関勤務/毎週末銭湯めぐり/角打ち、町寿司、町中華/呑み読書/呑み鉄/週末料理当番/夏オープンウォータースイム/冬マラソン/2023.10からnote

うえぽん

50代/霞ヶ関勤務/毎週末銭湯めぐり/角打ち、町寿司、町中華/呑み読書/呑み鉄/週末料理当番/夏オープンウォータースイム/冬マラソン/2023.10からnote

マガジン

  • うえぽんの読書案内

    ノンフィクション中心ですが、原則255文字以内で簡潔明瞭に読書感想文を書いてます。本探しの一助にどうぞ!

  • Next サウナ

    • 1,196本

    次に行きたいサウナ、銭湯、温泉♨️

  • うえぽんの銭湯めぐり(東京&more)

    2022年秋からほぼ毎週末訪問している東京等の銭湯と、その周辺の角打ち、立ち飲み、町中華、町寿司などの情報です。街歩きの参考にしてください!

最近の記事

  • 固定された記事

【銭湯めぐり104 ふれあいの湯@浜松町】都心の銭湯過疎地域をカバーする区立のビル銭湯

【銭湯めぐり104 ふれあいの湯@浜松町】 この日は、職場の若手の人達と、 #東京タワー のメインデッキまで外階段を歩いて昇降するというイベントを企画し、そのうち有志で近くの港区立公衆浴場 #ふれあいの湯 へ行くプラン。 スカイツリーができた頃は東京タワーの人気が下がったという話題もあったように思うが、久しぶりに行くと好天もあってか、かなりの混雑度。インバウンド人気も高い。職場には1〜2年の単位で全国から集まる若手もいて、きっかけがなければ東京タワーとか行かないだろうと思

    • 「大いなる謎 真田一族 (PHP文庫)」平山 優

      真田丸時代考証担当者が真田三代に係る百の謎に答えた書。 武田方に付きつつ上杉謙信の関東管領就任時にその脅威に直面していた他の境目の信濃国衆と共に両属的振舞いとして太刀を送った幸綱。 対上杉戦に備え徳川軍の支援で上田城を築きつつも、沼田・吾妻領の北条氏への割譲を命ずる家康と断交して上杉氏に付き、上田城で数で勝る徳川軍を撃破した昌幸。 関ヶ原合戦で徳川方、石田方に袂を分かった兄弟のうち、大坂冬・夏の陣では病による不参戦で生き残った信之と、奮戦しつつ軍勢集結が間に合わず自刃し

      • 「群衆心理 (講談社学術文庫 1092)」ギュスターヴ・ル・ボン

        19世紀末に医学・心理学等の百科全書的知識を修めた著者が、群衆の非合理的行動に警鐘を鳴らした古典。 群衆は、衝動的、動揺しやすい、昂奮しやすい、暗示を受けやすい、軽々しく信じる、誇張的、単純、偏狭、横暴、保守的な感情を持つとする。 その意見決定は、種族、伝統、時、政治・社会制度、教育・訓練等の間接要因の下で、心象・言葉・標語、幻想等の直接要因の影響によるものだが、それを打破できるのは経験のみで、道理は効果がないとする。 群衆の例として選挙上の群衆や議会の集会を挙げた点や

        • 「少子化~女“性”たちの言葉なき主張~」海老原 嗣生

          雇用ジャーナリストが女性目線を重視した少子化対策を議論。 与謝野晶子と平塚らいてうの女権母権論争から始まり、大正後期から高度成長期までの産児制限、バブル後の「働け、産め、育てろ」の多重圧力という言説変遷に翻弄された歴史。 バブル後の短大卒一般職採用減と四大進学率上昇により、女性の総合職が増えて収入は向上したが、社会的圧力や家事負担の不平等により男性に経済力を求め続ける。 40歳で産めないという誤解の解消、子育て外部サービスへの利用補助、年功賃金廃止による仕事以外に軸足を

        • 固定された記事

        【銭湯めぐり104 ふれあいの湯@浜松町】都心の銭湯過疎地域をカバーする区立のビル銭湯

        マガジン

        • うえぽんの読書案内
          217本
        • Next サウナ
          1,196本
        • うえぽんの銭湯めぐり(東京&more)
          104本

        記事

          「日本人 (ちくま学芸文庫 ヤ-2-2)」柳田 國男

          柳田國男ら民俗学者が約70年前に議論した日本人論。 文字資料に頼らず、衣食住、集団生活、儀礼慣行、年中行事、霊魂感等の民間伝承から特質を分析。 大鍋で食事をする家族の団結、村落社会の島嶼的封鎖的性格、ハレとケの厳しい区別と近年の混交、村落の深い共同性と外部への排他性、社会圏拡大による敬語の乱用と明治以降の漢語偏重、異質の高い次元のものに権威を認める傾向、慣習を無視した相続・婚姻等の西欧の制度の移植、農耕社会特有の劣性感・無力さと他者依存の態度などに着目。 独居世帯が激増

          「日本人 (ちくま学芸文庫 ヤ-2-2)」柳田 國男

          「問いかける法哲学」瀧川 裕英,米村 幸太郎,鈴木 慎太郎,若松 良樹,登尾 章,野崎 亜紀子,松尾 陽,土井 崇弘,森村 進,吉良 貴之,関 良徳,石山 文彦,横濱 竜也,住吉 雅美,郭 舜

          15章の「いきなり実践」的な問いからなる法哲学入門書。 問いも、ダフ屋を規制すべきか、女性専用車両は男性差別かと言った生活に身近な例から、チンパンジーは監禁されない権利を持つか、相続制度は廃止すべきか、国家は廃止すべきか、と言ったより高度な知的想像力を要するものまで、よく練られている。 各章の著者が一定の立場を敢えて取ることにより、その反論、再反論が可視化され、その過程で古典から現代までの有力論者の議論に接することができる。 以前もこの編著者らによる一般的な教科書に接し

          「問いかける法哲学」瀧川 裕英,米村 幸太郎,鈴木 慎太郎,若松 良樹,登尾 章,野崎 亜紀子,松尾 陽,土井 崇弘,森村 進,吉良 貴之,関 良徳,石山 文彦,横濱 竜也,住吉 雅美,郭 舜

          「内務省―名門官庁はなぜ解体されたか (PHP新書)」百瀬 孝

          民間企業から大学教授に転身した筆者が省庁再編の年に出した内務省評。 明治維新から終戦まで通して見た時に、昭和期の五相会議が総外大陸海だったように外交軍事中心になっていったこと、内政面でも産業、交通、通信、厚生などが順次分離していき所管が限定されていったことから、多くの研究者が言うほど内閣での位置付けは大きくなかったとする。 他方で、警察部門の選挙干渉を内務省史の汚点としつつも、有吉忠一のような各地で業績を残した名知事の存在や、社会行政の草創期におけるかなり先進的な取組にも

          「内務省―名門官庁はなぜ解体されたか (PHP新書)」百瀬 孝

          【銭湯めぐり103 柳の湯@長野県上田市】登山客にも優しい管理が行き届いた熱めのお湯

          【銭湯めぐり103 柳の湯@長野県上田市】 先週前橋で今週は上田と遠征が続く。今回は、JRE Pointを6000ポイント使って、JR東日本管内の4つの新幹線駅のどこかに行く往復券が当たる「どこかにビューーン」の第二弾。行きは長野行きのあさまだったが、軽井沢人気はすさまじく、指定席は満席で、かなりの割合の客が軽井沢下車。朝に東京駅のはせがわ酒店で買った1合瓶と共に読書タイム。 上田といえば、上田城、真田家だが、酒蔵やローカル私鉄の先の温泉もあり、日帰りでもなかなか楽しめる

          【銭湯めぐり103 柳の湯@長野県上田市】登山客にも優しい管理が行き届いた熱めのお湯

          【銭湯めぐり101&102 成田湯&利根の湯@前橋市】シャワーなしだが、昭和のコミュニティ感を色濃く残す県都の湯

          【銭湯めぐり101&102 成田湯&利根の湯@前橋市】 初の銭湯2本立て。この言葉もほぼ死語か。いつもより長いのでお許しを。3連休中日に第34回ぐんまマラソンに出場予定のため、前日入りで前橋市へ。30年ほど前に就職して最初の赴任地に久々の訪問。前橋駅は新幹線でも上越線でもない両毛線のローカル駅のため、駅のシンプルさと周りの閑散具合が目立つ。ロータリーは立派だが、バスの本数も減って、タクシーも並んでおらず、マイカー文化がどこよりも浸透している感じ。今年3月に北陸新幹線開業直後

          【銭湯めぐり101&102 成田湯&利根の湯@前橋市】シャワーなしだが、昭和のコミュニティ感を色濃く残す県都の湯

          「酒が語る日本史 (河出文庫)」和歌森 太郎

          歴史学者が雑誌「酒」で連載し、古代から明治大正までの酒にまつわる歴史上の人物のエピソードを拾い集めた労作。 「酒を讃むる歌十三首」を詠んだ大伴旅人、「おうばん振舞」の語源となった椀飯(鎌倉幕府新年恒例の盃酒の回し飲み)、朝倉・浅井の首を肴に酒盛りをした信長、検地役人にお中食と言って酒を飲ませて地積・石盛の手加減を求めた農民、侍従達を相手に毎夜コップ酒を飲んだ明治天皇、本場所中泥酔の中で呼び戻され無意識のまま勝ち翌日に場所に行くのを忘れたと勘違いした海山など、驚きの逸話が満載

          「酒が語る日本史 (河出文庫)」和歌森 太郎

          「弱者の戦略 (新潮選書)」稲垣 栄洋

          雑草生態学の研究者が、「弱者」動植物が生存率を向上させるために進化した戦略を紹介。 食われにくいように、群れる、逃げる、隠れる、ずらす戦略。 同じ場所でも棲み分けるなど、ニッチの条件を細分化することによって、ナンバー1を維持する戦略。 複雑さや変化を好むことによって勝つ戦略。 安定した環境では卵や種を減らして大きくする方が有利で、不安定な環境では小さくとも数を増やす戦略が有利。 メスやエサを巡る争いではこそ泥戦略やメスに化ける戦略を取るものも。 自分の弱さを忘れず

          「弱者の戦略 (新潮選書)」稲垣 栄洋

          【銭湯めぐり100 あけぼの湯@船堀】250年の歴史を繋いで2フロアに拡がる大規模銭湯

          2年前に始めた週末銭湯めぐりは、ようやく100回目♨️ これまで訪れた銭湯の都道府県別内訳は、東京85、千葉2、愛知2、岐阜2、宮城1、埼玉1、神奈川1、静岡1、富山1、石川1、福井1、京都1、大阪1。来月は群馬と長野にも行く予定。東京以外もスイム、マラソン、出張等に併せて時々挟むのが、小さなこだわり。 100湯目にはどこが相応しいか考えて、99湯目の岐阜市最古の銭湯にあやかり、今回は東京に現存する最古の銭湯、 #あけぼの湯 へ。何と江戸時代(創業1773年)から250年

          【銭湯めぐり100 あけぼの湯@船堀】250年の歴史を繋いで2フロアに拡がる大規模銭湯

          「プラトンの呪縛 (講談社学術文庫 1465)」佐々木 毅

          元東大総長による読売論壇賞受賞作。 プラトンを民主制、自由主義に対する攻撃武器として利用したナチス期の論調や「閉じた社会」のイデオローグと断罪したポパー等による20世紀前半の論戦を広く紹介し、その後の反批判も逍遥しつつ、20世紀末の受け身で素朴な自己中心的個人と、解を問い掛ける能力を失った自由民主主義への警告者としてのプラトンを描いたもの。 出版四半世紀後の今は「歴史の終わり」が終わり、「一」を拒絶する「多」の開放と、巨大PF等の非政治権力を通じた「一」の非意識的受容が蔓

          「プラトンの呪縛 (講談社学術文庫 1465)」佐々木 毅

          「撤退と再興の農村戦略 複数の未来を見据えた前向きな縮小」林 直樹

          「撤退の農村計画」の続編として、一旦撤退し、好機が到来すれば再興する集落づくりを論じた注目作。 無住集落の分析を通じて、一定の条件があれば、土木的、権利的な可能性、集落の歴史的連続性、生活生業技術を保全できることを主張。 常住困難集落の行末は、高関与住民、高関与外部住民、低関与住民の存在の有無より8類型に分けるなど、複数のシナリオ群で実際に議論をすることを推奨。 牛の放牧による粗放的管理の可能性、コマを途中で半減させて人口減の中での地域づくりを考えさせるボードゲームの活

          「撤退と再興の農村戦略 複数の未来を見据えた前向きな縮小」林 直樹

          「価値循環の成長戦略 人口減少下に“個が輝く”日本の未来図」デロイト トーマツ グループ

          実践的な1人当たり付加価値向上に向けた処方箋を社会全体の大循環、個人レベルの小循環に分けて提言したシリーズ第2弾。 人口減少と経済成長は必ずしも関係せず、高成長地域は小規模団体にも多く存在。 7つの成長アジェンダとして、モビリティー、ヘルスケア、エネルギー、サーキュラー・エコノミー、観光、メディア・エンターテイメント、半導体に分けて詳述。 高付加価値産業への産業間・産業内労働移動も重要。 その上で個を生かすリスキリングやレベルアップ型賃上げが個が輝く日本を作るとする。

          「価値循環の成長戦略 人口減少下に“個が輝く”日本の未来図」デロイト トーマツ グループ

          【銭湯めぐり99 のはら湯@岐阜市】創業130年で天然温泉を味わえる街なか銭湯

          【銭湯めぐり99 のはら湯@岐阜市】 今週末は、仕事がらみの予定があって岐阜県へ。土曜は沢山美味しいお酒をいただいて、気付いたら午前様。泊まったホテルは名鉄岐阜駅そばだったため、朝にそこから長良川河川敷の #高橋尚子ロード まで行って少し走って、戻ってくる途中の銭湯に入るプラン。 幸運なことに、前日夜の大雨が嘘のように雨雲は消え去って、快晴。若干体内に分解し切れていないアルコールを感じつつ、予定のロングランをやめて、8キロ弱の軽めのランに。長良川の風景は本当に雄大で、金華

          【銭湯めぐり99 のはら湯@岐阜市】創業130年で天然温泉を味わえる街なか銭湯