悪魔の野菜、”ロマネスコ”を食べてみた。
テレビナレーターのしおりです。
面白いものを手に入れたので、レポします!
ここしばらく気になっていた、ロマネスコ。
花蕾の部分を食べる野菜です。
面白いのがこの花蕾、全体が螺線形を描いているのですが、更に塊の1つ1つも、同じように螺線形を描いているんです。
これはフラクタル(自己相似)と呼ばれる幾何学の構造。
特にわかりやすいのが、このロマネスコのようです。
かつては「悪魔の野菜」「神が人を試すために作った野菜」とも言われていたそうで…。
これはぜひ食べてみたい!と探していました。
スーパーではなかなか見かけなかったのですが、なんとコンビニで発見。
この奇妙な姿のものが美味しく食べられるというのは、かなり不思議。
切ってみると、断面はこんな形です。
ブロッコリーやカリフラワーに近い品種ということで、茹でてみます。
小さく切っていくと、かなりブロッコリーに近い見た目に。
沸騰したお湯に2分。
色が濃くなり、香りもブロッコリーに近くなっていきます。
食べてみると、ブロッコリー・カリフラワーを足して2で割ったような味。
ほくほくとした食感には、少しジャガイモに似たところもありました。
とても美味しかったです。
…とは言え珍しい野菜ですし、せっかくなので他の食べ方も試すことに。
豚肉を炒め、細かくしたロマネスコとベビーコーンを加える。
塩胡椒少々、仕上げにオリーブオイルをかけて、パスタに乗せました。
ざっくりとした料理ではありますが、手を加えても美味しかったです。
観察だけでも良い経験になりましたが、野菜としてもなかなか美味しい品種だと思います。
見かけた際にはぜひお試しを。
ナレーターしおり
(ボイスサンプルはこちらから!)
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