こんな京都の過ごしかた|“和”以外の京都おこもり旅
10年ほど、京都に住んでいました。
いまはもう離れてしまいましたが、
大学〜社会人時代を過ごしただいすきな町。
夫と出会ったのも、
初めてふたりで一緒に住んだのも京都でした。
実際に暮らしてみると、
京都の魅力は有名な観光地だけにとどまらず
生活のすぐそばにちょっとおしゃれな空間が
たくさん存在していることに気づきます。
もうすぐ夏の旅行シーズン、
今回は京都で生活していた私たちが見つけた
“暮らすように旅をしたい”かた向けの
京都の楽しみかたをまとめてみました。
◌ ホテルでゆったり、おこもりスタイル
さいきんの私たちの旅行スタイルは、
「ちょっと良いホテルを選んで
ゆったりと滞在時間を楽しむ」です。
たくさん観光スポットを回らなくても、
いつもとちがう場所でゆっくり過ごしたり
美味しいものを食べたりするだけで
日常から離れて日頃の疲れを癒せる気がします。
私たちが京都旅行でよく利用するホテルのひとつ、
サクラテラス ザ ギャラリー。
ここ、日本かな?と思うぐらい、
海外のお客さんがたくさん滞在されています。
(そもそも最近の京都は道ゆく人の半分が
海外のかたなのでは?と思ってしまうくらい…!)
半屋外のフリースペースがあって、
夜が更けてくると焚き火のまわりのソファーや
カウンターにお客さんが自由に座って
おしゃべりやお酒を楽しむ姿が見られます。
京都駅すぐの街中に位置しているのに
時間がゆっくり流れているように感じられて、
「住むように泊まる」というコンセプトのとおり
都会の喧騒から離れて穏やかな時を過ごせます。
ふたつめは、
REF京都八条口 by VESSEL HOTELS。
以前このホテルのすぐ近くに住んでいたのですが、
外から見えるバーの雰囲気の良さに
いつか利用してみたいと思っていました。
いつも朝食付きのプランを利用するのですが、
ビュッフェ形式で好きな具材を選んでつくる
手巻き寿司が楽しいです。
スタッフさんはパーカーをカジュアルに着ていて、
サービスもすごくシンプルなのに
なぜかすごく居心地の良さを感じるホテルです。
(この夏も京都に行くのでこちらを利用します!)
さいきんはホテルを予約するときに
チェックインをできるだけ早い時間に設定します。
荷物を置きつつ、すこしラウンジで一息ついて
それからゆっくり出かけることが多いです *
◌ 避暑を求めておしゃれなお店へ
京都にはおしゃれなお店もたくさんあります。
結婚前から、夫とよく行っていたムモクテキ。
ヴィーガンメニューのカフェがあったり、
かわいい雑貨が売られていたりします。
(植物や古着なんかもあって見ていて楽しいです)
カフェは人気なので予約をしていきます。
ムモクテキの近くには京都BALがあります。
檸檬爆弾(梶井基次郎)でおなじみの丸善書店や、
おしゃれな雑貨屋さんなどが入っています。
本が好きなら、北へ上がって恵文社へ。
すこし町の中心地から離れますが、恵文社のある
一乗寺という地はふらりと歩くのも楽しいです。
◌ 暑い日の散策は、早朝または夜に
盆地であるため、京都の夏は猛暑です。
お散歩がだいすきな私たちは
暑さを避けるために、まだ薄暗い早朝や
日が暮れて涼しくなった夜に出歩いていました。
お寺や神社のお散歩も楽しいですが、
あえて“和”を外して公園の散策もおすすめです。
京都駅から歩いて行ける範囲にある梅小路公園。
朝はやくに行くと、
犬の散歩をしている人や体操をしている人など
皆さんそれぞれ思い思いに過ごしています。
京都駅から離れて、
北のほうへドライブがてら宝ヶ池公園へ。
自然がいっぱいで、運が良いと
鹿が歩いているのに遭遇できたりします。
京都は多くの人で賑わう町ですが、すぐ近くには
自然に触れてゆったり過ごせる場所もあって
魅力がぎゅっと詰まった地だなと思います。
⊹ ⊹ ⊹
もと京都住み夫婦は、
こんなふうに京都で過ごしていたよ
というのをまとめてみました。
書いていたらまた京都に行きたくなりました*
ちなみに10月にある京都音楽博覧会
(くるりが主催の音楽イベント)に
今年も夫婦で参戦することになりました…!
どんなホテルに泊まろうか、今から楽しみです ◡̈
読んでいただきありがとうございました ⚘*