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今年の初詣は京都伏見稲荷大社

京都は私の学生時代の思い出の地です。

といっても、京都の大学に通ったわけではなく、
当時お付き合いしていた彼に会いに行くために、
京都に行っていたという思い出ですが。

もしかすると、
大学で通っていた大阪よりも、
京都の方が親しく思っていたかもしれないくらいに。

特に、京都の南の方へ。
京阪電車やJR奈良線、近鉄京都線が走っているのを見ると、
その当時の、
彼のことを思いながら電車に乗っていた気持ちを思い出します。

南への行きしは、ワクワクする、走り出しそうな気持ちを。
北への帰りは、運命を恨むような、悲しい気持ちを。

彼は同志社大学でした。
すごく勉強もスポーツもできる人だったんだけど、
私とお付き合いしたことで成績が伸びなかったかもしれない。
それに関しては、親御さんに申し訳ない気持ちも少し。
一緒に勉強をしていて、
この人にはかなわないな~と思ったのは彼が初めてでした。

もちろん、同志社大学は関西の私立の雄で、名門です。

遠かったなぁ・・・
電車代が負担だったし、
親に外泊はさせてもらえなかったし、
(今思えば、外泊を許す親なんていないわけで、
強引に泊まっちゃえばよかったのにね('-'*)と思う)
自分に自信がなかったし、
電車の中で、
本当にいろんなことを考えてたなぁ・・・

あかん、あかん。
終わらなくなってしまう(笑)


さて。
今年の初詣は、京都の南にある、伏見稲荷大社に行きました。
伏見稲荷大社は、JR京都駅から南へ2駅、150円で行ける、
しかも、参道の目の前に駅があるという、超駅近。
旅人に便利な場所にあるというのも人気の理由かも。

ICOCAは息子たちがつかい、私は久々の切符づかい
JR稲荷駅を出たら参道
青空に映える朱色の門と、りりしいきつねさん


お稲荷さんといえば、朱色の鳥居。
ご神体でもあるお山に、何本も何本も連なり、
どこまでも続くお稲荷さんの朱色の鳥居。
これだけ続くと圧巻です。
稲荷大社さんも何本あるか数えられないとか。

願いが叶ったお礼に奉納するそう

外国からのお客様も多くて、
この朱色の鳥居には皆さん少し興奮気味になります。
中には、ご自身の奉納した鳥居を見つけられたのでしょうか、
お名前の写真を撮っているご家族も。
商売繁盛のお礼に鳥居を奉納するそうです。
私も鳥居を奉納してみたいな~と思ったり。

お稲荷さんの醍醐味は、朱色の鳥居をくぐりながらお山一周


お稲荷さんのお山一周は、
一周コースのスタートのお茶屋さんに到着してから、約30分。
そこまで約30分くらいかかるかしら。
余裕をみて2時間はみたほうがいいかも。
10年くらい前に歩きましたが、
歩き終えたすがすがしさは最高でした。

やっぱり山道ですから、普段歩いていないと疲れます。
石段は歩きやすいですが、やっぱり息がきれます。

新緑の時期も美しいと思います

途中、救急隊が出動していました。
車では行けないので、救急隊員も徒歩。
隊員2人のうち、一人は小柄な女性。
助けを呼んだ青年は、すごく恐縮してました。
お正月早々、無理してはいけませんね。
楽しいけど。

というのを見たこともあって、
一緒に来た息子が徹夜明けでふらふらだったので、
私たちも無理せず途中で引き返しました。

いろんなお稲荷さんがいるよ
どうか世界に平和を、個人に幸せを

伏見稲荷大社はおすすめです。

印象的な朱色の鳥居は、
人の願いや思いをカタチにしているようで、
和ろうそくのゆらめく炎が、
祈りの気持ちを高ぶらせてくれます。

あの彼も、よいお正月をすごされていると思います。

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