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【市役所職員が思う】楽しい仕事はアイディア出し。

市役所でデジタル推進と政策企画を担当しています。


職場でも感染者や家族が感染したという人が出てきました。今までで一番、危機感があります。

そんな状態ですが、実は市役所は、リモート勤務があまり進んでいません。

私の職場はいつもにぎやかで、会話が飛び交っています。

特に今、市役所は、支援策を考え、調整し、判断し、迅速に行動する時期です。誰も経験したことのない災害のような、共通の敵に立ち向かう状況では、コミュニケーションをとり、仲間意識を持って対応することが大事なのかなと思います。

今日はそんな、私の仕事、市役所の企画事務についてお話しします。

まず、投げかけ。

うちの場合、企画の仕事の始まりは、「○○問題について。○○したい、○○に困難があるが、どうすれば打破できるのか」という、答えが簡単に出ないけど、解決したいという投げかけが上司又は部下からあります。

企画部門の特徴かもしれませんが、この投げかけは上司からの一方通行ではなく、わりとフラットに始まります。

うんうん、とみんなが耳を傾けます。

お困り度が高いほど、燃えてきます。


あれやこれやの話し合い

なぜ問題なのか、どうしたいのか、みんなが共有できる理解をするところから始めます。どういう方向で調べるか、どうやって誰と調整するかを確認し、大まかなスケジュール感、役割分担を確認します。

一人で決められないことを相談するのは、対面の方が向いていると思います。仲間意識が高まり、モチベーションも高まり、誰もが発言したいときに発言できる、よりよい場面設定は対面でしょう。

ブラッシュアップ

報告し、相談し、確認し、企画を何度もブラッシュアップし合います。落とし所が見えてきたかなというところで、上司から指示や判断があります。

そのころには指示や判断は、みんな納得。とてもよく理解できます。

こんなペースで企画の仕事は回ります。


答えにたずさわれた満足感

企画の神髄、一番面白く楽しいのは、アイディア出し。発想と発想が重なり合う、燃える化学反応的コミュニケーションです。一人ではたどり着かなかったところに流れながら、みんなが納得できる答えを作り上げる幸せと、答えに関われた満足感


今日はゼロカーボンについて、投げかけのミーティングをしました。

とっても困難なテーマだからこそ個人じゃなくチームで共感しながら考えることが大切。

さあ、それぞれがきっと面白いことを考えてくれるはず。

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