「このお芝居でいいのか、と自分を疑い続けることが役者の持つ熱」16歳で演技の世界に飛び込んだ矢崎広の芝居論。
まもなく開幕するミュージカル「バンズ・ヴィジット」で風間杜夫演じるトゥフィークたち警察音楽隊がたどり着く辺境の街の飲み屋の常連客・イツィクを演じる矢崎広。16歳で役者を志して地元・山形から上京し、瞬く間にデビューを果たして以降は止まることなく数多くの舞台、そして映像作品に出演してきた彼が見る「芝居」。その熱のはじまりと向かう先を聞く。
■何者でもない自分から役者・矢崎広へ——地元・山形から俳優を志して上京されたのが中学を卒業してからだと伺いました。地元を離れ新天地に飛び込む