家族を守る為に何が出来るのか
アカデミー賞受賞式でのウィルスミスの平手打ちに関して、ある程度意見が二分されている。
何が理由であれ暴力はダメ。
…という意見がある。
確かにそうだろう。
東欧では二国間で闘争が起きており、圧倒的侵略者は理由をつけて圧倒的な暴力行為を押し進めている。
理由ある暴力の果てが戦争につながっている。
しかし、家族を守る為に、大切なモノを仲間を守る為に繰り出される鉄拳を完全な悪と言えるのだろうか?
拳を奮わなければ守れぬものがあった時、拳を振り上げる前に一歩踏みとどまり、別の方法を模索できるだろうか?
僕に答えがあるわけではないので悪しからず。
少なくとも僕はウィルスミスの愛と尊厳を守る為の行動をカッコいいと思ったし、称賛している。
家族を侮辱されてその家族が心を痛める表情を見せていた時に、後回しにすることなく家族を守る為に立ち上がることが出来る。素晴らしいじゃないか。
ヘラヘラとその場しのぎの笑いで済ませないこともある。
人生は空気を読み続けるだけでは、ただひたすらに心を溶かして行くものだ。
僕はウィルスミスを称賛するし尊敬する。
あと、クリスロックも僕は嫌いじゃない。ただし今回は間違ったと思う。だが、それで全てを批判することは出来ない。
1を見て100を批判するなんて、簡単に出来る人間に僕はなりたくはない。
リロイ太郎