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葛飾北斎 / メトロポリタン美術館
「自分が言う頑張ってる」と「周りが求める私の結果」
大学在学中に起きたある出来事から感じたこと。
自分が言い張る「頑張っている」と、周りが求める「私の頑張りが導く結果」は全く異なると言う話。
だからこそ、全方向で求められる最善の努力をすることが求められると身に染みた。
自分は自分を一番知っているから、時に人は自分がしていることの数で自分が頑張っているか否かを判断してしまう。
例えば、仕事で取り組んでいる活動の数や学生だと授業以外の課外活動の数がそれに当たると思う。
いろんな場所で自分が活動している事実は、さまざまな方面で挑戦していると言う意味では確かに頑張っていることになると見える。
過去の自分もそう思って活動していたが、その考え方では足りなかったと感じた。
自分が様々な活動をしながらある特定の活動のメンターを務めていた人から言われた一言、
「結果を出せ。」
その言葉に対して自分が言ったことは、
「いろんなことをしながら、最大限やってます。頑張ってます。」
自分の言い分に対してメンターが言った一言が、自分の考え方を180度変えた。それは、
「いろいろしてることがあるかどうかは関係ない。
この活動でこちらが求める結果を出してなければ、
頑張っているというのもただの言い訳にしかならない。
重要なのは、こちらが求める結果を出しているかいないかだ。」
・自分なりに頑張っている。
・忙しいながらも、活動している。
・結果を出せと言われても、これが自分の最大限です。
自分も含めて、よくこのようなことを口にしていないだろうか。
多分、まだまだこのようなことを言っているような気がする。
周りから求められている結果を出すための努力をすることがどれだけ正しいのか、
それをわかっていたとしても、全方向で相手が求めている結果を出すための努力とその結果をだすのはかなり難しいのは事実。
ただ、重要なのは、
「自分は頑張っている」と過信するのではなく、
「周りが自分に求めることを達成するための正しい努力と正しい努力をした上で結果を出そうとする行動」を常に心がけることだと思う。
とはいいながら、「結果を出そうと考えた上で行動してます」と言い切れるだけの演出を周りに対してできるかどうかが良くも悪くも意外と自分が置かれている環境を作る気がするとも思うな。