日が沈み 薄暗がりの中に入ったとき
ふと心に 浮かび上がったものに
さびしさ なんて名前をつけたくなかった

簡単に名づけてしまっては
いけないような気がしたから

懐かしい思い出のような
待ち焦がれていることのような

そんな気持ちに
名前をつけることは
したくなかった