自己紹介〜MY FIRST BIRTHDAY〜
noteに登録したのが昨年の5月でしたので、今月で一周年ということになります。これまでの間、きちんとした自己紹介をしたことがなかったので、小川葵/leospica 1歳の記念としてわたしのことを書いてみたいと思います。(やや長めですので、お時間あるときにどうぞ)
◆小川 葵(おがわ あおい)の名前について◆
この名前はペンネームです。両親が授けてくれた本名も響きの良い名前なので、そのまま本名でいこうかとも考えたのですが、不特定多数が見るインターネットという場所に本名を書くのは少し怖いなと思ったので、ペンネームを考えました。また、ペンネームというものにちょっとだけ憧れもありました。
わたしには妹がいるのですが、彼女は感性が素晴らしいので「どういったペンネームがよいか?」と相談してみました。わたしの詩をいくつか読んでくれて、「青っぽい色が浮かぶなぁ〜」とぽつりと一言だけいいました。その一言がきっかけになり、1、2時間かけて紙に「あお」「青」「蒼」「碧」…そして、「あお」という音に合う苗字の候補をたくさん書きました。
わたしにとって詩を書くということは、自然や季節を眺めたり、時間に目を凝らしたり、日常のちょっとしたことを切り取ったりする手段です。道端にしゃがみこみ虫眼鏡を取り出して草花や昆虫を観察すること。真っ暗闇のなか望遠鏡を覗き込みかすかに光る星を眺めること。そういった小さな、慌てていると気がつくことさえできないような、ほんとうに ほんとうに 小さいものをわたしはとても大切に思っています。
ですので、「小さい」という言葉が名前のなかにあったらいいなと思いました。そして、生まれ故郷には川が流れていましたので、そのたえまなく流れ続ける姿を、自然の恵みを大切にしたいというわたし自身の想いと重ねて、「小川」という苗字が完成しました。
そして、音のバランスを考えて、「あお」から「あおい」へ変化させ、漢字を「葵」としました。
◆leospicaという名前について◆
leospicaというのはわたしの造語です。わたしの誕生日に由来します。わたしの生まれた日は、西洋占星術でみるところの獅子座と乙女座のちょうど入れ替わる日なのです。正式な時刻でみますと、わたしは獅子座なのですが、占いの本によっては乙女座という括り方をされる日でもあります。実際にわたしは二十歳を越えるまで、自分は乙女座だと思っていました。
そんなこともあって、自分なりの解釈ではわたしは、獅子座的な力強さや、派手さ、堂々としている側面も持ち合わせていると思いますし、同時に、乙女座的なやさしさや、朗らかさ、柔らかさも持ち合わせていると思っています。
なので、獅子座からは「Leo」乙女座からは「spica」(乙女座の一等星)をお借りして、「leospica」と名乗っています。
◆影響を受けた詩人たち◆
詩を書き始めたのは、実はよく覚えてはいないのですが、おそらく小学校高学年から中学生くらいの頃だと思います。国語の時間で詩というものを習い、なかでも谷川俊太郎さんの詩に大きく影響を受けました。
またこの頃からJ-POPのヒットチャートを聴くようになり、DREAMS COME TRUEやMr.Children、スピッツ、JUDY AND MARYなどの音楽がお気に入りでした。特に、スピッツの草野マサムネさんやJUDY AND MARYのYUKIさんの歌詞がとても好きでした。世代が上になりますが、阿久悠さん、伊勢正三さん、財津和夫さん、小椋佳さん、中島みゆきさん、竹内まりやさん、荒井由美さんの歌詞も大好きです。(もちろん曲も!)
音楽の歌詞にはとても影響を受けていて、わたしの語彙のほとんどは歌詞から得たものといっても過言ではありません。今でも、毎日音楽を聴きますし、とくに歌詞が好きだなと思うとその1曲をiPodの1曲のみのリピート機能を使って何度も、何度も聴きます。最近のお気に入りはSEKAI NO OWARIです。Fukaseさんの書く歌詞がとてもとても好きで、聴くたびに涙が出そうになります。
ただ最近とても残念だなと思うことは、音楽をダウンロードする時代になってしまったことで、歌詞カードが手に入らなくなったということです。ブックレットになった歌詞カードを読みながら曲を聴くのが大好きだったわたしにとって、このことは大変、本当に大変残念なことです。
◆これからやってみたいこと◆
詩集を出版することが一番の夢です。そしてその詩集が、この広い世界に住む、どこかの、だれかの本棚の隅っこにぽつりと置かれ、そしていつも読むわけではないのだけれど、それでも大切にされているというイメージをいつも持っています。
詩の英訳にも挑戦したいなと思っているのですが、英語は中学1年生レベルなのでこれから磨いていきたい分野です。まずは英語の詩を読むことから始めています。
また、和歌の世界にも興味があります。とくに俳句はわたしの詩の憧れの境地です。将来は、松尾芭蕉のように各地を旅して歌を詠めたらいいなと思っています。
◆noteのみなさまへ◆
この1年で、たくさんのnoterのみなさんと交流させていただくことができました。スキを押してくださるみなさま、コメントをくださるみなさま、いつも本当に、本当に、ありがたく頂戴しています。noteには才能あふれる方々が多いので、たくさん刺激をいただいていますし、わたしも自分の言葉を磨いてもっとみなさんに近づきたいと思っております。わたしは病気を抱えていることもありまして、更新が中長期にわたって滞ることもあります。でも、noteは大切なわたしの居場所です。調子が上向いてきたらかならず戻ってきますので、あたたかく見守っていただければ幸いです。どうかこれからもよろしくお願いいたします。
…長い文章になってしまいました。ここまで読んでくださってありがとうございました。お礼に、最後にちょっとした詩を載せます。これからも小川葵/leospicaをどうぞ、どうぞよろしくお願いいたします!
2015年5月22日 小川葵/leospica