Fラン大学出身者が超大手企業の管理職に③

私はFラン大学を卒業し、超大手企業の技術者になりました。面接で自己アピールできるようなスキルも経験もありませんでしたが、就活では、不思議と受かる自信はありました。

3.他人より1歩だけ先を予測し、少しだけ先を走る

私の一番の特技なのかもしれません。
能力もなく、それでいて不安症でもあるので、これを言ったら相手はどう思うだろう？どんな質問をしてくるだろう？と、頭の中でシミュレーションします。
例えば、面接の時、なんで志望動機聞かれるんだろ？合格しても、他受かったら辞退する人がいるから本気度を知りたいのかな？
なんで技術面接をやるんだろ？会社に役に立つ技術を探しているのかな？それとも、学生時代に研究者にとって必要な経験をしていることを確認したいからかな？
この会社はどんな人がほしいのかな？
無能そうな学生を面接しなければならなかったら、どう思うかな？逆に、無能でも欲しくなる学生ってどんな人かな？

などなどなど、シミュレーションしまくります。そして、どんな質問が来ても、どんなリアクションを、されても回答できるようにしておくのです。
他人と同じ回答ではだめです。だって、Fラン大出身で、スキルも特技もエピソードもないのですから。
聞かれることはありませんでしたが、尊敬する人は？と聞かれたら、あなたはなんて答えます？
父、母、祖父母、渋沢栄一、夏目漱石。。。では、つまらないですよね。
俳優やお笑い芸人では。おそらく盛り上がりますが、だめでしょう。サンドイッチマンの伊達みきお。生卵とゆで卵を見分けられるから。織田信長とかも同じかな。

ひろゆき、成田悠輔。。。とかでしょうか。
話が盛り上げられるのであればこれもありかもしれませんね。
じゃー何が答え？それは、あなたがよく考えるべきだと思います。ただし、他の人とは違う回答でありながら、何故と聞かれたときに盛り上がるエピソードが言える人にしましょう。
与謝蕪村。なぜですか？なんでも鑑定団で、与謝蕪村の絵画が高かったので、俳人なのになぜ絵?と思って、ネットで調べました。
与謝蕪村と検索したのに、もしかして与謝野晶子？というコメントが出てきました。
与謝蕪村さんは、俳句でも絵画でもものすごく良いものを夜に残しているのに、あまり名声にこだわっていなかったことから、与謝野晶子の旦那さん？みたいな感じで現代人に覚えられているそうです。私は、有名になりたいです。野望があります。でも、少しくらい謙遜も必要かな？と思い、与謝蕪村にしました。

シミュレーションなんて難しいよ。と思う人もいるでしょう。ならば、学校の就職課に行って、面談の練習をしてもらいましょう。毎日勉強することは苦手かもしれませんが、就活の間、他人より数時間だけいろいろ考えるだけで、夢を手に入れることができるのです。

次に、少しだけ先を走る。
学校でも、会社でも、順番に意見を聞かれることはよくあると思います。
発表順です。そんなときは、とりあえず1番にやりましょう。
自分が基準になるわけです。
後者のほうが、前者を見てからやるので有利だと思います。でも、Fラン大のあなたは、そんな小手先の対応では、T大学の方には勝てません。
とりあえず、先手必勝です。事前にシミュレーションしていた、少し面白いエピソードが当たれば、勝ち戦になります。負けて当たり前の勝負なんだから、1番手でいきましょう。

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