代表の笹倉栄人が語る「今後のヘルスケア業界における起業のポイント」 ~後編~
創業時の3つの失敗
一つ目の失敗は、「人材投資のタイミングを間違えたこと」である。
創業時の笹倉さんは、商品が”売れ始めた”段階でセールスマンやエンジニアを一気に雇い、2000万円の人材投資をおこなった。たしかに、100施設あるうちの10施設に顧客が入り始めると”売れている”と勘違いをし、人材投資に踏み切る気持ちに大変共感できる。だが、顧客が未だ安定していない段階での人材投資は、キャッシュフローの悪化を後押しし、事業規模の縮小に繋がってしまった。
この経験に対し笹倉さんは、