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明日が人生最後の日だったら私は…

「明日死ぬかもよ?人生最後の日に笑って死ねる27の質問」
ひすいこうたろう

何気なくkindleで購入した一冊。
今まで「明日に死ぬかもしれない」なんて感がることなく過ごしてきた。
この本を見つけたときも、
「まあ明日死ぬと考えたとしても何か大きく変わることはないだろう」
と思っていた。

それが読み終わった途端、今後自分の生き方を大きく変える一冊になる気がした。

そして両親に「ありがとう!」と走って言いたくなる、そんな本でした。

ぜひ読んでほしいです。

印象に残った文章について自分の気持ちをまとめます。

人と違っていいんだよ。
恥をかいて人に笑われてもいいんだよ。
もっと自分に素直に、ありのままに生きていいんだよ。
全ての人と仲良くできなくたっていいんだよ。
大好きな人に「大好き」って伝えてもいいんだよ。
自分の意見を主張してもいいんだよ。
弱い自分を見せたっていいんだよ。
嫌なことは断ってもいいんだよ。
人に助けを求めたっていいんだよ。
もっと豊かになってもいいんだよ。
楽しいことを優先したっていいんだよ。
幸せになってもいいんだよ。
自分を好きになって、もっと自分を信頼してあげてもいいんだよ。
生きたいように生きていいんだよ。

26-27ページ

まず声に出して読んでみた。
ただ読むだけと声に出すのでは全然違うかった。
声に出すと、時々言葉が突っかかるような、声に出したくないような
文章がいくつかあった。

それは自分が無意識に「そう思ってはいけない」と
思ってしまっている言葉だった。

もう一度声に出して読んでみると少しずつ引っかかっていた言葉がするすると受け入れられるようになった。

言葉に出す大切さを知った。

大好きな人が死なずに、今日生きていてくれる。
それ以上の幸福ってありますか?

43ページ

普段家族や恋人にイライラをぶつけたり、自分の感情の都合でつい態度を悪くしてしまったり…
でも、明日その人が死んでしまったらもう話すことも会うこともできない。
その人を感じることが出来ない。

そう考えると、1回1回の合う時間、話す時間をちゃんと大切にしようと感じた。

「全てを失って、なにもいらないことがわかった。」

50ページ

「元気だからかんばるんじゃない。がんばるから元気が出るんだ!」

50ページ

東日本大震災で家も家族も亡くした人が言った言葉。
最愛の人をなくしても、落ち込んでやけになるのではなく、前を向いている。辛いけど、心が完全につぶれる前に一歩進もうとしている。
何もかもなくなっても動ける。

人間は強いんだって感じた。

私は自分が今の現状をすべて失っても、前に向けるだろうか。

財布を落としたら、人は必死に探すのに。
携帯電話を落としたら、人は必死に探すのに。
自分の本心を忘れても、人は、落としたことにすら気づかない。

57ページ

ハッとさせられた。見えるものや小さなことには必死になるけど、
根底の一番大切な「自分の心」には目を向けないんだって。

いままで本心を隠してきた。

社会の目にとらわれていた。

こうあるべきだと固定観念が強くなっていた。

でも本当に自分が望んでいる生き方、過ごし方、心地いいって何だろう。

想像した夢にワクワク出来たら、それが心のジェットエンジンになります。あとは、意思をもってそうなると決めて、もうそうなったつもりで、どんな小さな一歩でもいいから踏み出し続ければいい。すると、夢って、案外あっさり叶うんです。
なりたい自分が、本当の自分だよ。

74ページ

ワクワクという感情が一番生きていると感じられた。
一般的にいいといわれる会社ではなく、自分が決めてワクワクした会社に転職した。インスタ映えするカフェではなく、ワクワクするようなメニューのある定食屋さんに行った。流行りの服ではなく、着ることを想像してワクワクする服を買った。

ワクワクは自分の行動力を上げて、失敗しても他人のせいにしなかった。
むしろそれもいい経験で不快にならなかった。

あなたがお金を払ってでも、やりたいことはなに?
絶対成功するとわかっていたら、なにをする?
なんとなくあきらめてしまったことはなに?
ほんとはやりたいんだけど、やるのが怖いことは?
ここに書いたことが全部叶うとしたらなんと書く?

90ページ

もし明日自分が死んだら何もできなくなる。
せっかくの自分の人生なんだから、やりたいことは全部やる。

それくらいの気持ちで動いてみよう。

まず、ずっとやりたかったコンプレックスを解消する
両顎の整形。
ダイエットもしてきれいなスタイルになりたい(笑)
そしてもう一回イラストを描きたい。イラストレーターになりたかった夢があったのに。絵が下手だからそれはできないと勝手に決めてしまった。
でも描いてみよう。下手でもいい。
一度でいいから大草原の真ん中で何も考えず寝たい。
北海道の草原に行こうかな。
オーロラを見たい。バリ島に行ってリゾートを存分に楽しみたい。
自分のイラストや世界観のある商品を作って人に買ってもらいたい・・・

沢山出てくる~したいは全部一旦行動するときめて、そのために貯金をしたり、ローンを組んでみよう。誰も一緒に行けなさそうなら一人でも行こう。

「いつか行ければいい」なんて思いのまま、10年、20年と過ぎていくのが普通です。そんな場合は、カレンダーに、先に予定を書きこんじゃえばいいんです。

97ページ

先に予定を決めちゃえばいいんだ。
決めてしまえば、もうするしかないんだから死ぬ気で準備もする。
そうやって先延ばしにしないで、やると決めちゃおう。

今から身体を動かして、一歩やってみることに決めた。

僕がこれまでにしたバカバカしいチャレンジは…
散歩が大好きな犬にとことん付き合う

101ページ

著者は犬の散歩を夜8時から朝4時までしたそう!
予想以上の長時間でまさに「とことん」だなあと。

犬の散歩にそんな時間をかけたらその日はもう何もできないし、
何のメリットもないんじゃないか、普通はそんな風に思って
つい行動をやめてしまいそうだけど、

意味のないようなことに一生懸命取り組むと、
そんな自分を、次第に好きになれるそう。

すごくいいなあって思った。

私は死ぬ気で何に取り組もうかな。
どれだけ寝れるかを挑戦する…
どれだけ好きなパンだけ食べて暮らせるかに挑戦する…

だめだ、これくらいしか思いつかない(笑)

では人間だけが持っている本能とは?
「喜ばれるとうれしい」だそうです。

111ページ

喜ばれると確かにうれしくなる。誰かが喜んでくれるために何ができるだろう、って考える。
この感情をもっと大事にしよう。

「ありがとう」は、なんで「有り難う」って書くか、知っていますか?
めったに起こらないこと、「有」ることが「難」しいことが起きたときに、
「有り難し」といったのです。

125ページ

ありえない=有り難しこそ自分の命なんだ。それくらい自分のことを大切にしないといけないんだ。いつも目には見えない自分の命を大切にできていなかった。死のうと思ったことが何度もあった。自殺の方法を何度も考えたこともあった。でもそれはいつも「自分をまもるため、つらい今の現状から逃げるため」でしかなかったんだと思う。自分がいる意味なんて大それたことは言わないけど、簡単に命を投げ出すのはやめようと思うことが出来た。

そもそも目覚まし時計は「目覚めたいときに、ちゃんと起きられるように」という意味をこめて作られています。目覚まし時計を分解してしまうと、この「役割」が消えます。「役割」という、この思いの重さが1万分の一といえるわけです。

129ページ

質量の話というか、スピリチュアルの話というか、信じがたい話だけど、
モノにも「思い」分の重さがあると考えるだけで大切にできる。
それぞれのものに役割があるから自分にも自分なりの「思い」「役割」を見つけていきたい。

人生って、どこかでつながるかわからないおもしろさがある。
そして、人生って、どこかが欠けても完成しない1枚の絵なんです。
今日がどんな日であろうと、どんなにつらい日であろうと、たとえ、キミが悔しくてトイレで涙を流していたとしても、今日という1日は、美しい絵に描かすことのできないパズルのワンピースなんです。
かつての僕は、何者かにならなければ幸せになれないと思っていました。でも、正観さんはこう教えてくれました。
「淡々と過ぎていく普通の毎日が幸せの本質です」

135ページ

どれだけ辛い日々があっても、悲しい経験をしても、それも自分の糧になる。そして、淡々と過ぎる、普段つまらないと言ってしまうような日々こそが本当に幸せなのかなと。変化が必要とか、成功しないと幸せじゃないとか、そんなことはない。普通の中の小さな喜びにもっと目を向けてあげよう。

「楽になりたい」ってだけで死を選ぼうとしていた「頭」の身勝手さに馬鹿らしくなり、彼は死ぬのをやめた。
現実の状況をありのままに受け入れた彼は、そこから今日やれることを、手を抜かずにひとつひとつやっていきました。

149ページ

現実を受け入れて、手を抜かない。これって本当につらい時こそ逃げたくなるけど、逃げて死んだら何が残るのだろう。そう考えて一旦立ち止まってみる。それだけ考えた挙句、やはり死を選ぶのならいいと思う。

嫌な感情が出てきたときは~「あなたはいま、○○って感じているんだね」と、感じてる体の部位に伝えてあげればいい。その嫌な感情に「居場所」を作ってあげればいいんです。

159ページ

肩の荷が下りる、というときは緊張や極度の責任感から解放されたとき。借金で首が回らない、という表現があるのも文字通り感情と体がつながっているから。
ちゃんと感情を無視しないで、嫌な感情こそ「今感じているんだ」って向き合ってあげることが大切。
いつか死ぬ。だったら自分を偽らず、沢山失敗して、認めてあげて、ありのままに自分と向き合って生きていこうと感じた。

僕らは1日に6万回以上、考え事をしているそうです。しかもその90%は前日と同じことだとか。
1日のほとんどを、もう変えられない過去のことか、起こるかどうかもわからない未来の不安にあれこれ頭を悩ませているんです。

163ページ

わかる!同じことをぐるぐると考えているな、自分って何度思ったことか。
小さな不安や過去の小さなトラウマ、経験に振り回されている時間ってもったいない気がしてきた。

でも明日死ぬとしたら?
そんな不安バカバカしくなってどうでもよくなるだろう。
本当、いつ死ぬかわからないんだから90%の未来の不安なんて考えるだけ無駄だな。

恋人が、いま目の前にいるんぽに、あなたの頭は過ぎ去った過去や、まだ来てもいない明日のことを考えながら会っている。
それでいいんですか?
頭でごちゃごちゃ考えていると、いま、この瞬間に流れている”風”を見逃します。人生は、いま、ここにしかないのに。

164ページ

彼と付き合ってしばらくすると、一緒に過ごす時間も当たり前になってしまって、他のことを考えながら相手と過ごしてしまう。でも彼が明日死んでしまったらと考えると、いまこの瞬間ひとつひとつを大切にすべきだと実感した。
恋人にかかわらず、家族との時間も大切な友達との時間も1秒1秒大切にしていこう。

これが人生最後の挨拶だ。
これが人生最後の出社だ。
これが人生最後の電話だ。
これが人生最後のメールだ。
これが人生最後のキスだ。
これが人生最後の読書だ。
これが人生最後のサヨナラだ。
これが人生最後のごめんなさい。
これが人生最後のありがとう。

170ページ

そう考えるだけで普段の毎日を大切に生きたいと感じた。

たいてい、みんなが習慣的に施しているメイクは、ちぐはぐだというのです。もともとの顔が癒し系なのに、かっこいい系に憧れるなど、本来の自分とは違う方向でメイクしてしまうので、おかしなことになってしまう~
自分本来の顔タイプを受け入れ、その方向でまとめ上げるだけで見違えるように雰囲気が変わるそうです。
夢に関しても同じ。

172ページ

他人の価値観に踊らされ、自分の本当の夢ではない夢に惑わされて、その結果自分に見ていない本心でない夢を追って叶わないということがある。
本当に自分がやりたいことは何だろう。自分はどう生きたいのだろう。

最近はSNSを見る時間が多く、キラキラしている人や成功している(ように見せている可能性もある)人を見て比較してしまう対象がそこら中に転がっている。そんな環境で自分の軸をもって生きている人ってどれくらいいるのだろうか。

私はSNSや他人、社会に踊らされるような生き方はしたくない。
自分自身を見つめて、自分本来の雰囲気や性格を受け入れてその方向を成長させて生きていこう。ちぐはぐな人生はやめよう。

すべてだいじょうぶだから。
やってみたいことはやってみるがいい。
なにもかもだいじょうぶだから。
人生最後の日を迎える私から見ると、うまくいったかどうなんて、どうでもよかったんだとわかる。

191ページ

本当は、どうしたいの?今の人生、他人のレールに乗っかっていない?
常に自分の心に聞いてあげるようにしよう。

人生を冒険して生きるとは、やりたいことを来年にのばす人生ではないんです。

197ページ

感じたらすぐに動こう。
毎日大切に生きよう。

ふわっと終わる日常より、
今日も空がきれいだな、とか本当に食べたいご飯を食べれて幸せだ、とか
小さな喜びもかみしめて生きよう。

少し引っかかった他人の言葉も、なんかもやもやした気持ちも、ちゃんと心で聴いてあげて、吐き出してあげよう。
小さなことだからといってみて見ぬふりをしないであげよう。

そうやってもっと自分を大切に、自分の時間を大切にしよう。
そして大切な人との時間はきちんと向き合って過ごそう。

たった1冊の本でこれからの自分の生き方をかえられそうだ!


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