苦手なものや苦手なことがあっていい。あらゆる場面でなんでも自由に自分で選択できることが超大事
「苦手が少ない方が生きやすいから」「苦手が少ない方がたくさんの人に愛されやすいから」とか、いかにもな人間的発想の理由つけて、苦手なものや苦手な事、苦手な犬、苦手な人などに慣らそうとする練習や訓練やトレーニングは、まずその「慣れる」までの練習そのものが犬のストレスになって犬を苦しめてます。
その犬自身のタイプや好みなどの個性をゆがめてまで愛されなくても全然いいし。
今のまま、そのまま丸ごと受け入れてくれる人だけで充分。
だいたい、そういう「苦手なものをなくそう」「苦手を克服しよう」という思想を犬に押し付けてる人自身は、自分が苦手な人と無理矢理に仲良くなりなさいと命令されたり慣らそうとさせれたらどう思うんだろう?とんだハラスメントだし、ストレスでしかないのでは?
犬だって人間と同様に、苦手な犬や苦手な猫、苦手ないきもの、苦手なもの、苦手な音。苦手なこと等ある。
「うちの犬は他人に触れられるのが苦手な子なので、なるべくたくさんの人に触れてもらうようにして慣れてもらうようにしてます。そうすれば徐々に・・・」とか「うちの犬は、他の犬と仲良くなれないのでなるべく他の犬に慣れてもらうように・・・」とか。
そういうのは嫌がらせです。犬のストレス増やしてます。
苦手なものや苦手なことがあっていい。
それを人間が犬に対して「こうであって欲しい」「こうなって欲しい」とか自分の考えを押し付けるのは犬の生活の質を下げる。
苦手なものや苦手なこと、苦手な生き物などに対してどうするかは、犬自身に選択してもらうようにしたらいい。
逃げる、避ける、威嚇する、媚びる、無視する、徐々に等、人間の狭い発想以上のいい対処法を犬の方が持ってるだろうし、あらゆる場面で犬自身の自由な選択肢があるということが犬にとって訓練よりもトレーニングよりもなにより大事なこと。生活の質を良くする。
苦手なものや苦手なことなどを「克服させよう」「なおさせよう」「なくそう」という人間の発想を犬に押し付けるのではなく「へえ。こういうものが苦手なんや」「え!こういうの嫌いなんや!」とそのままを認めて受け入れてあげて(だいたいロボットじゃないんだから犬のそういう苦手なものを発見するとわたしはよりいっそう愛しくなる)、人間は余計なことをせずに、犬の自由な選択肢を邪魔しないこと。
犬も人もあらゆる場面でなんでも自由に自分で選択できることが超大事。
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