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生活の福祉用具、自宅編!
作業療法士は、楽(らく)をしたがります。
仕事柄、生活レベルを上げるために働いてますので、
なんでも、工夫したがります。
作業療法士についてはこちら
申し遅れました。わたくし、作業療法士のレオと申します!
普段はリハビリの病院で、患者様のために体や心を回復させるお手伝いをしています!
一方で、介護者や在宅生活をされている方のリハビリや、環境の調整などの支援を行っている現役の作業療法士です(^^)/
我々は楽をしたがりますが、その裏には、その人のQOL(生活の質)を上げたいからという理由があります。
とくに、介護をしている人!
自宅で介護している人は、本当に立派です。
相手のために、自分の時間、労力、奉仕、すべてをささげているんですから。
みんな一生懸命です。
ただ、、「無理してるなー、もっと楽な方法あるのに」
と思っちゃうことも多々あります。
介護は相当な重労働です。
できることなら、『楽に介護したい』と皆さん思っているはずです。
すこしでも『介護を楽にする』を目指して工夫していきまししょう!
このnoteでは、リハビリのプロの視点から介護の改善案や、楽になる方法を紹介していっています!
少しでも困っている方は、拝見することで生活レベルがグンと上がるかもしれません!
それでは本題に入っていきますねー
1.食事
食事が片手でも安心!便利道具!
— レオ@生きがいスペシャリスト (@LEO88987397) March 3, 2021
・箸ぞうくん
→左手でも使えるようになる優れもの
・首が曲がるスプーン
→角度調整自由。食べこぼし少なくなる。
・すくいやすい食器
→滑り止めもついてるので片手でも食べやすい
・食事ロボット
→自動で食べさせてくれる。とても有能!
自分で食べれる幸せ😊 pic.twitter.com/Kr0i1RAyp5
食事って、一番大変な介護の一つかもと思ってます。
食べさせられる本人は、「自分のペースで食べれない。毎回申し訳ない」
食べさせる家族は、「食事を毎回食べさせるの大変。」
など、一日三回はある食事だからこそ、大変を減らしたい。
自立できると、精神的な負担がかなり減ります。
おすすめ道具はこちら👇
2.トイレ
片麻痺でのトイレ、お役立ち情報
— レオ@生きがいスペシャリスト (@LEO88987397) March 8, 2021
・時間を決めてトイレに行く
→排泄リズムが整う
・手すりをつける
→据え置きもある。安定して立てる
・廊下に自動点灯ライトをつける
→夜間も安心
・ポータブルトイレ
→どこにでも置ける
・トイレを新しく作る
→保険を使ってトイレを作れる pic.twitter.com/fUQPjW0imO
脳出血などの病気になると、自律神経が乱れます。
トイレが頻回になったり、我慢できる時間が少なくなったりと、
結構大変なんですね。。
トイレが安全に行けることは、排泄リズムを整える意味でも
とても重要です。
おむつより、トイレに行けたほうが、
本人も、家族もうれしいですよね。
👇おすすめのトイレはこちら👇
※トイレ用品は介護保険での負担がありますので、ケアマネージャーがついてる人は必ず確認をしてくださいね(^^)/
3.着替え
着替えのおすすめ道具!
— レオ@生きがいスペシャリスト (@LEO88987397) March 19, 2021
・袖や頭が通しやすい服
→オシャレなのもあります!
・ボタンがマジックテープ
→止める必要がないから楽!
・ボタンエイド
→簡単にボタンがとめれる
・ソックスエイド
→でが下に届かなくても靴下履ける
オシャレは心を綺麗します!
ボタン、袖通しは楽に!#福祉用具 pic.twitter.com/LliiTK6LcW
着替えは、一人でしたいって、切に思っている方が多いです。
なにより、おしゃれするって楽しいし、
周りも元気にしますからね(*^^*)
今はおしゃれで着やすい洋服や、便利な道具が増えました!👇
4.お風呂
お風呂が楽になる!福祉用具
— レオ@生きがいスペシャリスト (@LEO88987397) March 14, 2021
・バスボード
→座りながら浴槽に入れる
・バスグリップ
→工事なしで手すりの設置
・オフセット手すり
→入り口の出入りで重宝。
・バスマット
→超強力!滑らないし、ずれない。
お風呂は骨折する人が多い。介護する人も、安全かつ楽にできる道具を使いましょう😊 pic.twitter.com/IbniXiwmtL
入浴は、ほんとーに転倒リスクが高いですからね!!
石鹸で滑る、支える側も服とかつかめない、
気温差で筋肉が緊張する、など要因が多すぎて。。
安全第一が一番です(*^^*) 今すでに危ない人は道具をそろえておきましょう!👇
※入浴用品は介護保険での負担がありますので、ケアマネージャーがついてる人は必ず確認をしてくださいね(^^)/
5.身だしなみ
身だしなみで使える!福祉用具!
— レオ@生きがいスペシャリスト (@LEO88987397) March 14, 2021
・片手爪切り
→片麻痺でも爪が切れる
・長柄ブラシ
→腕が上がらなくても、髪がとかせる
・洗体ブラシ
→背中を楽々
・パラリンコップ
→片手で歯磨きをつけられる
障害を持っても、身だしなみはしっかりしてほしい。綺麗だと、心が満たされる😊 pic.twitter.com/PMTzSeGrRs
意外と、忘れられてしまうのが、身だしなみです。
障害を負うと、「どうでもいいや!」みたいになる方多いのですが、、
『身だしなみは、心を育てます』
おしゃれを気にしない人でも、
自分なりの寝グセの直し方、歯磨きの仕方、好んでいた洋服、
などありますよね。
身だしなみができると、スッキリし、気分がよくなります。
なんだかやる気が出ます。これ、結構大事です(*^^*)👇
6.車いす
正しい車イスの乗り方
— レオ@生きがいスペシャリスト (@LEO88987397) March 16, 2021
車椅子は普通の椅子より、座り心地が悪い。
座面がシートだから。
【デメリット】
・お尻が痛くなり、皮膚が破ける
・腰が痛くなる
・絵が描きにくくなる
・ご飯が食べにくくなる
・呼吸がしにくくなる
かなり苦痛ですよね😅
ちゃんとした座り方で、支援してあげてください。 pic.twitter.com/pY7s6d5iC8
車椅子の種類 4選‼️
— レオ@生きがいスペシャリスト (@LEO88987397) March 17, 2021
・普通型車椅子
→よく見るもの。折り畳み可能
・リクライニング車椅子
→上手く座れない人も可能
・モジュール型車椅子
→高さ、足台などの調整可
・競技用車椅子
→スポーツ用。軽くスピードでる
その人に合ったものを使うことで、能力を最大限に活かせます😊#福祉用具 pic.twitter.com/xvExLfcdHK
車いす次第で、生活そのものが変わるといっても過言ではないです。
座り心地が悪く、痛みや、違和感を覚えると、
起きたくなくなってしまうので。
いかにいい姿勢で楽に作業ができるかは、とっても重要なんです
車いすはご本人に合ったものを選んでくださいね(^^)/
👇👇👇👇👇👇👇👇
※車いすは介護保険でのレンタルや負担がありますので、ケアマネージャーがついてる人は必ず確認をしてくださいね(^^)/
7.ベット
介護で重要‼️ベットの種類!
— レオ@生きがいスペシャリスト (@LEO88987397) March 18, 2021
・モーターベット
→頭や足を上げられる。介護が楽に
・立ち上がりベット
→上手く立てる!
・寝返りベット
→寝返りを自動で。褥瘡予防に
・リフト付きベット
→楽に車椅子へ
ベットは寝起きをサポートする重要アイテム
保険適応もあり、生活に合わせて#福祉用具 pic.twitter.com/wmOLi4kIJ4
人は一日の1/4以上は寝ています。
だからこそ、ベットは寝やすく、起きやすいものを使うことをお勧めします!
実際、「うまく起きられないから」という理由で、
寝たきりになってしまう方が多くいらっしゃいます。。。
起きるだけで
筋力向上、ごはんが美味しくなる、楽しく話せる、景色がきれいになる、
などのメリットがあります(*^-^*)
寝たきり予防のためにも、ベットは大事です!
※ベットは介護保険でのレンタルや負担がありますので、ケアマネージャーがついてる人は必ず確認をしてくださいね(^^)/
終わりに
自宅でも工夫できる点はいっぱいあります。
知らないだけで、苦労している。。。
そんな方をいっぱい見てきました(+_+)
ぜひとも、ラクして、楽しく在宅生活が送れることを願ってます。
少しでも参考になったら
『スキ(ハートボタン)』頂けると嬉しいです😊
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