
あてのない旅へ
私は旅を計画しない。
計画すると偶然の喜びが減ってしまう気がするから。
ふと思い立った時に車に乗り込み、そして何も考えずにドライブをする。
少し前も、そんな感じで、富士山の周りの湖を制覇した。
最初は何気なくドライブをしたら、白糸の滝という所に辿り着いた。そう丁度お盆の季節だった。
白糸の滝の公園を一周して次の目的地を、またあてもなくドライブしようかと考えていた矢先、看板に「工藤祐経の墓」と書かれた文字が目に入った。「工藤祐経」は一応、私のご先祖さまで鎌倉にも縁がある。
ああ、お墓参りをしなさいと言うことか。
丁寧にお墓にご挨拶をした。これには本当に驚かされた。
次の目的地も本当に何も考えず。田貫湖という湖に辿り着いた。ここは本当に綺麗な場所で、キャンプ場もあり、来年にゆっくりと泊まろうと決めた。
そうだ、最初は富士の麓まで行きたいと思ったのが始まりだった。
このような感じで、いつも旅は向こうから来るような感じで始まる。
ありふれた観光地より、ぶらりが好きな私に相棒のエレーナ(愛車のミニクーパー)が機嫌を損ねず、旅に付き合ってくれる事が本当にありがたい。
今年も、あともう一回くらいはぶらりをしたいものだ。
十分、竹取でぶらりとしているのだけども。
トップの写真は田貫湖、そして、上の写真は、何気なく金沢まで行った時の写真。