矢口れんと 2020年9月9日 06:24 日比野は部屋の片隅で体育座りをしていた。大学はオンライン、バイトのシフトはだいぶ減らされた。刺激が……刺激が足りなすぎるのだ。意を決して立ち上がり、ある店の門を叩いた。「激辛蒙古タンメンひとつ!」「お客さん初心者でしょ?甘辛にしときな」日比野のぬるさは見透かされていた。 いいなと思ったら応援しよう! ご支援頂いたお気持ちの分、作品に昇華したいと思います! チップで応援する #日記 #エッセイ #小説 #ショートストーリー #140字小説 #ひねくれ大学生日比野くんの日記 #47話 24