矢口れんと 2019年8月17日 08:08 日比野は退屈した。無性に皿を洗いたい。普段バイトでしているからだ。実家には手練れの母がいる。調理器具は料理の間にさっと洗われ、つけ置きの皿はいつの間にか姿を消す。ライバルは父ではなく母だ、俺に皿洗いをさせろ!!睨みつけてくる息子を見て、母は「まだまだね」と言いニヤリとした。 いいなと思ったら応援しよう! ご支援頂いたお気持ちの分、作品に昇華したいと思います! チップで応援する #日記 #エッセイ #実家 #140字小説 #帰省 #ひねくれ大学生日比野くんの日記 #日比野くん 21