『いましめ』 神話創作文芸部ストーリア2月のお題企画作品集

【おしらせ】

note神話部は3年間の活動を経た後に、神話創作文芸部ストーリアと名称を改め再出発しました。今後ともよろしくお願いいたします。

【今月の神話】

2月は「いましめ」をテーマに作品を募集しました。4名もの方々にご参加頂き、たいへん嬉しく感じております！
本企画が様々な世界の神話・個人の神話の扉を開き、また参加者同士の交流にお役立て頂けましたらまことに幸いです。
作品紹介の後には翌月のお題発表もありますので、最後までゆっくりとお楽しみください！

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吉田翠さん／嘘か真か姐さんの傷

その教訓は誰のためのものだったのか。嘘のような真実の話。男に深入りするな、怒りの根を深く生やすな。さもなければすり鉢についた火が、身を益々害することだろう。

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笹塚心琴さん／戒飭――愛の「作法」

僕こそが、綻びであり不完全であり、有限であり絶望だった。ただ「かけがえのない」愚か者であり続けられるよう「愛される前に、愛しなさい」の戒飭を高らかに歌おう。

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すーさん／ローゲの涙

北欧神話が歌劇になり漫画になり、そして新たに掌編として紡ぎ直された。神々の王が課した戒めに半神のローゲはどう応えるのか。ニヒリズムの立ち込める宴、珠玉の異譚です。

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悠凛さん／理の戒

神々の加護は戒めにもなる。没落していく諸侯らをよそに、ある貴族だけは政治的軍事的手腕と人間的魅力で神の二柱を唸らせた。神話が歴史に接続する瞬間。

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【2023年3月のお題発表】

2023年3月のお題は「永別／final farewell」です。3月は別れの季節。永別という強い言葉には先立つ親密な関係があります。家族、夫婦、恋人、朋友。神話にも強い絆で結ばれた神々や人々が登場し、しばしば身を引き裂かれるような永別が描かれます。是非その筆を存分に奮い、情趣の渦を巻き起こしてください。

締め切り：2023年2月26日（日）厳守
作品発表：2023年3月6日（月）予定
使用タグ：#mymyth202303
（2023年になりましたのでタグにご注意下さい）

参加時の注意点を記事末のリンク先に記してありますので、必ずいちどはお読みください。
それでは今月も奮ってご参加ください！！

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【常時作品募集】

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【リンク集】

My-Mythology〜新しく綴りあげる神話の世界〜｜矢口れんと｜note

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