矛先をどこへ向けるか。
皆さまこんにちは!
緊急事態宣言が月末まで延長されることになり、私の仕事も今後どうなるのかまだわからぬ状況です。
飲食店を始め、お仕事の休業を余儀なくされている方々を思うと、本当に心が苦しくなります。
さて、今日はここ最近気になっていることについて真面目に語ろうと思います。
社会的・政治的な内容になるかと思いますので、そういう内容は見たくないという方はそっとブログを閉じていただければと思います。
さて、本題です。
先日Twitterを見ていたら目に飛び込んできたのは競泳の池江璃花子選手のツイート。
なんと彼女のSNSにコメントやダイレクトメッセージなどで多数の批判コメントが届いているのだそうで、その内容はオリンピックの中止を求めるものらしいです。
それに対して池江選手はご自身の複雑で辛い心の内を呟いています。
詳しいことは直接池江選手のTwitterを見ていただいた方がいいかと思いますので気になる方は直接見てくださいね。
オリンピックについて結論から申し上げますと、私は今回のオリンピック東京大会の開催には反対です。オリンピックは元々好きですし、自分も体を動かすことを生業としている身としてオリンピックを目指す選手たちは尊敬をしており心からその活動は応援をしています。
しかし、今の日本の状況、さらには世界の状況を見るだにこの状況下でオリンピックを開催するのはそもそもの「平和の祭典」としてのオリンピック精神に反しているのではないかと思うのです。
「平和の祭典」のはずなのに・・・
今全世界が新型コロナウィルスのパンデミックに悩まされている中、ワクチンも争奪戦になり既にワクチンが行き渡っている国とそうでない国という差別が起こっています。
そのような中、莫大な予算のかかるオリンピックを開催することに意味はあるのか・・・疑問を持たざるを得ません。
確かにオリンピックに出て頑張っている選手たちを見ることで私たちは毎回多くの感動と勇気を与えてもらっています。
でもそれは私たちが普段の生活ができている、という大前提のもとに実現していることだと思うのです。
絶対に崩れることはないだろうと思っていたその大前提が崩れてしまっている今、勇気や感動は全くに役に立たないというわけではありませんが、「今はそこじゃない」という気持ちになってしまうのも無理はないでしょう。
限られた国しか参加できないかもしれず、メダルを取ってもそれが果たして本当の実力なのかと疑われ、強行的に出場したことによって批判もされるかもしれないというデメリットを見ると・・・そんな中様々な気持ちや事情で出ることを決断したアスリートの方々は気の毒だと思います。
JOCやIOC、そして東京都や政府が責任のなすり付け合いをしているせいでずっと宙ぶらりんにされているアスリートはいわば被害者なのではないでしょうか。
パフォーマンスピークを調整することの難しさ。
自分をアスリートと同じだとは思いませんが、体を動かしてある一定の時期にピークをもっていかなければならない大変さは多少なりとも分かるつもりです。
食事、睡眠、運動量全てを緻密に計算して本番にピークをもって行くことは生半可な努力では成し遂げられません。
それを昨年ピークを持って行こうとしたタイミングを外され、今も開催するのかしないのか定かではないところでモチベーションを保たなければならないのはとても苦しいことのはずです。
100%のパフォーマンスを出すためにどれほど身体的にも精神的にも大変か・・・それを分かっている人間であればこんなにオリンピックの開催是非に右往左往していないでしょうから、ニュースを見ると現状に呆れるばかりです。
自分の仕事を休業にさせられ、生活するにも苦しいのにオリンピックなんて言ってる場合か、と怒るのは当然だと思います。
私もそこに関しては怒り心頭ですから!
でもその怒りの矛先をどこへ向けるのかはちゃんと考えなければいけません。
アスリートに批判の声を届けたところで何も状況は変わりません。
怒りをぶつけるならどこにぶつけるか?
JOCやIOCじゃないのか、と私は個人的に考えます。
気持ちの矛先をどこへ向けるのか。
矛先を間違えてしまったら、事態は好転するどころか不要な悲しみや怒りを生み出す抱けです。
意見をいうこと、声を上げることは大事ですがその向ける先は常に声を発する前に一度立ち止まって考えなければいけません。
今回は自戒も込めて、自分が考えることを書いてみました。
相変わらずいまいちまとまりのない文章になっているような気がしますが・・・最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
また、これに対して皆さんのご意見もシェアしてください。私と異なる意見ももちろん大歓迎ですのでお声を聞かせていただけましたら嬉しく思います。
それでは、今日はここらへんで。
See you next time!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?