3)「在庫は積もり積もるばかり、どうしよう!」という悩みがきっかけ
前回までのお話:目次&ひとこと自己紹介
「よし!新作を発売しよう!」
私たちHENZAは自社ECと展示会で売り上げを立てているブランド。
"自立した女性ほど美しいものはない。"というコンセプトのもと、ブランドの展開をしています!
年4回の展示会を開き、お客様からオーダーをお受けして契約工場で生産、その後インスタで告知をしてECサイトで在庫の販売をする、いわゆるD2Cのビジネスモデルでブランドを運営していました。
工場の生産の最小ロットは各100着!
例えば、展示会でオーダーが40着入ったら100着を生産して、そこから出荷する。残った在庫60着は在庫商品としてECサイトに並びます。
生産数100-受注数40=在庫数60
在庫を販売する際は、インスタグラム上で着用画像や動画を投稿して告知、展示会に来場できなかった方に向けてアプローチをかける。
商売の大前提として、仕入れができないと商売ができない。そりゃそうだ。
ありがたいことに既存のファンもいましたので、展示会には喜んで来てくれる方や、心待ちにして首を長くして待っててくれている方が多くいました。仕事を休んでまで来てくれる方も、、、!泣
本当に感謝しています。
ただ、それ以上にファンを増やしていく、売り上げを伸ばしていく、ブランドの価値を上げていく、という会社としての目標があったので営業活動も必要がありました。
甘いこと言うなと言われそうですが、本当に大変だった。展示会の日程が決まった日から毎日、1日に500〜600人にメッセージを送っていましたし、展示会前日には来場予定の方全員にリマインドのメッセージをひとりひとり文言を変えて、その方にあった言い回しにして送ったりとずっとスマホとにらめっこしていました。
身近な友達や、一度会ったっきりの知人、友達の友達、インスタで見たオシャレな子など、とにかく隅から隅まで招待のダイレクトメッセージを送ってました。
全体としてはこのような流れで毎シーズン展示会を開き、商品を生産し、販売していました。
しかし当たり前のことなんですが、それを毎シーズンやっていると、在庫がどんどん積もる…
チリも積もれば山となる。ではないですが、在庫も積もれば多額の在庫になる。という状況になりました。
さぁ、この山ほどある在庫たち、どうしましょう?
「セールにかけましょう!」
「在庫全部詰め込んで福袋作りますか?」
「ネットでとにかく写真をたくさん載せれば買ってくれるんじゃない?」
そんな声が聞こえてきそうです。
過去にセール、福袋、写真の量を増やす、など全部試しました。
それでも私の場合は、多少売れても圧倒的な効果は出なかった。。
毎シーズン毎シーズン、コレクションを発表するたびに在庫が増える。
売るチャンスを逃せばほとんど日の目を浴びない在庫になる。
一度セールをして安売りするとセール待ちのお客様が増える…etc
時間はそれでも止まらないので、次の新作を楽しみにしてくれてるお客様のためにはやはり誇りを持って作った新しい商品を発表し続けることは大事ですし、会社のためにも収益を得ることは大事なことです。
なので"大量の在庫を積むこと"は本当に悩みの種でした。
どうすればこの流れを打破できるんだろう???
ここから試行錯誤の日々が始まりました…!
この記事のおさらい:「積もり積もった在庫どうしよう〜!!!泣」から試行錯誤の日々が始まりました。
次の記事はこちら:実現したい目標「"インスタ投稿だけ"で100 件のオーダーを!」
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?