『シャボン玉せっけんハミガキ』レビュー
ここ最近、使用している洗剤等を見直している。
安全性や環境への配慮をちょっと気にするようになり、それほど強いこだわりがあるわけでもないが色々と試している最中だ。
今回の記事は歯磨き粉について。
一般的な歯磨き粉の危険性としては『ラウリル硫酸Na』や『フッ素』が何やら言われているが、私個人としてはあまり気にしていない。どうせ極微量だろうから。とはいえ使わないで問題無いならそれに越したことはない。
ということで『せっけんハミガキ』を丸々1本使い切りそうな状況となったのでレビュー記事にしておく。とりあえず歯が白くなった。これは良いのか悪いのか。
◆シャボン玉せっけんハミガキ
公式のオンラインストアから基本的な情報を引用する。引用部はすべて以下リンクから2024.05.01時点のもの。(トップ画像も以下から)
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ガチプロの方がどう判断するのかわからないが、素人が安全性を考えて選ぶ候補としては有名なやつだろう。
ということで『せっけんハミガキ』を使ってみた。既に使用から3ヵ月以上経過している。
◆感想
個人的な感想だが、公式がアピールしている以下の特徴についてはどれもその通りという感じ。
刺激が少なくあまり泡立たないので、普通のやつに慣れている人にとっては味気ないかもしれないが私には丁度良い。
安全性と効果については長期的に使用してみないとわからないが、とりあえずおかしな事は起きてない。むしろ、期待してなかった『歯が白くなる』という効果を実感。
◆歯が白くなる?
私はコーヒーやお茶を頻繁に飲むので歯の着色がそれなりに気になる。
たまに歯医者に行った際にクリーニングしてくれるがハミガキで済むならそのほうが良い。ガチのホワイトニングとかする気は無いが自然な白さは維持したい。
で、過去に『歯を白くするっぽいアピールがされた、お値段ちょい高めの歯磨き粉』をいくつか試したがどれも効果を実感しなかった。
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せっけんハミガキで効果を実感したのは使用から1,2週間後で、なんとなく自分で気がついた。ただし、もちろんホワイトニングとかそういうレベルではなく『着色汚れがとれてんじゃね?』ってくらい。
気になって検索したところ『歯が白くなる』というクチコミがそれなりにあった。
しかし、歯磨き粉にそれっぽい成分は見当たらず、歯が白くなる理由がわからない。
公式サイトで以下を見つけた。
『泡立ちを抑えているので、しっかりとブラッシングができ、歯を白くします』とのこと。怪しい。
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泡立ちを抑えているくらいで歯が白くなるなら今までの詐欺同然の歯磨き粉でも効果は出ていたはずだと思う。私は歯磨き粉を大量には使用しないし15分以上時間をかけて入念にやるので、これまでもたいして泡立っていなかったからだ。
個人的に白くなる原因は研磨剤にあるのではないかと思っている。
◆研磨剤(清掃剤)について考える
せっけんハミガキに使用されている研磨剤は以下だ。なお、『清掃剤』とされているが、定義上ハッキリした区分けがあるわけでもないっぽい。(正確なところは不明)
・炭酸Ca[清掃剤]
・シリカ[清掃剤]
しかし、この二つは特別なものではないようだ。
こうなってくると単純に『研磨剤の効果が強い』という可能性はある。
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研磨剤はほとんどの歯磨き粉に含まれていると思われ、程度の差こそあれ結局は歯の表面を削っているはずだ。
その効果は研磨剤として使用されている『物質の強度と粒径』によると推測する。しかし、歯磨き粉程度でそこまで細かい情報は公開されていないようで、結局歯が白くなる原因はわからないまま終わる。
◆おわりに
『シャボン玉せっけんハミガキ』は総じて良い印象だが、気になるのはパワーが強すぎるかもしれないという点(憶測)。
歯を白くする歯磨き粉について論文を調べると『炭』を使用したものが目についたが、論文では表面粗さの悪化を懸念するものが見られた。化学的な処理でもないのに歯が白くなるなら、結局は歯の表面を薄っすら削っているということなのだろう。
とはいえ、せっけんハミガキを使い続けた場合にどの程度のリスクが生じるのかは不明だ。使っている人は結構いるだろうし、ほぼノーリスクの可能性もある。気になる人はガチプロ(歯医者さん)に相談してみると良いかもしれない。
なお、私はガチプロに話をした結果『バイオリペアプロ』という歯磨き粉を激推しされ買ってしまったので次はこれを使う予定。
皆さんも激推しにはお気をつけて。