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マスクで花粉を防ぐための、2つのポイント。
花粉シーズン到来。
今年の花粉はヤバいらしいですよ。
なんと昨年の2.7倍!
2023-02-24 12:46
2023年 スギ花粉飛散量は、去年の2.7倍に クリニック受診者数も増加中。
医療法人社団SEC
東京都は、医師や気象予報士をはじめとした有識者による、2023年春に都内で飛散するスギ・ヒノキ花粉の量について予測した結果を公表しました。その中で、花粉の飛散量は去年に比べて2・7倍となる見込みで、都が観測をはじめた1985年以来で過去4番目に多い数値と報告されています。
[2023.02.26 引用]
https://www.oricon.co.jp/pressrelease/1454486/
ということで、マスクでの花粉対策のポイントをまとめておきたいと思います。よろしければどうぞ。
◆マスクでの花粉対策、それは隙間対策
タイトルで書いた『ふたつのポイント』についてですが両方とも隙間対策です。隙間を減らすために以下の工夫をします。
①ノーズパッドを着ける。
②耳紐を短くする。
以下のような感じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1677466474153-vhD3h5qjFG.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1677466474900-Sn5OB6JFvi.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1677466474136-gVouqnMN0b.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1677466474166-h7phRIs8JP.jpg)
以下、細かい情報です。
◆マスクの隙間について
『マスク着用時にどれくらい隙間が生じているのか』というのは測定出来る機会がないのでなかなか実感出来ません。
しかし、以下によると『吸う空気の8割以上を隙間から』というのがほぼ全員ということらしいです。マスクほとんど意味無いですね。
東京新聞 TOKYO Web
顔へのフィット 効果左右 マスク着用、正しく
2020年5月15日 02時00分
着用した際に隙間ができるため、ウイルスの侵入を防ぐ効果は十分ではない。大西さんは二〇一四~一九年度にかけ、十分なフィルター機能のある市販の不織布マスクでどれほど粒子の侵入を防げるのか、子どもから高齢者まで約千人に実験。自由に着けてもらったところ、粒子がマスク内に入る「漏れ率」は八割以上が100%で、侵入を全く防げていなかった。
一方、大西さんが着用方法を指導し、顔に合ったマスクに替えるなどすると、多くの人の漏れ率が10~40%ほど改善し、九割以上、粒子の侵入を防げた人も。「いかに正しく着用し、顔にフィットさせるかが重要」と指摘する。
[2023.02.26 引用]
https://www.tokyo-np.co.jp/article/11717
マスクで花粉のブロックを実感できていない方は結構いると思いますが、普通は隙間だらけなのでそんなもんなのです。
花粉が防げないならウイルスなんて言うまでもないですね。
ちなみに、コロナ後によく見かけるようになったダイヤモンド型のマスクは一見して隙間を無くしているように見えますが、同じように隙間でガバガバです。
◆ノーズパッドについて
隙間を減らすうえで重要なのがノーズパッドです。
ノーズフィッターを『W型』に曲げたところで喋ったりするとズレますし、着圧を強めると隙間が開いてしまいます。なので、ノーズパッドは必須です。
推奨するのは『フィッティプラス+ ノーズパッド』。
これをマスクに装着します。
![](https://assets.st-note.com/img/1677430197552-ZohypLe5Al.png?width=1200)
[2023.02.26 引用]
https://www.tamagawa-eizai.co.jp/product/mask/nosepad/
100均でも似たようなのが売っていますが私が試したものは装着感がいまいちだったのでおすすめしません。
◆耳紐調整について
普通のマスクは耳紐がゆるゆるです。
『耳が痛くならないマスク』という消費者ニーズに合わせてか知りませんが、これでは隙間ガバガバです。
出来れば耳紐が太いマスクを使い耐えられるくらいまで耳紐を短くしましょう。着圧が強いほど隙間を減らし花粉の吸入量を減らします。
画像で使用した調整用アジャスターはアマゾンで売ってます。100均でも一部の店舗で確認しました[2024.03.25]。試す場合は『とめ結び』で良いと思います。(『とめ結び』がわからない方は、検索してみてください。)
◆マスク本体
以上のように改造したマスクを着けた場合、息がしにくくなります。あと蒸れます。呼吸の多くがマスクフィルターを介して行われるためです。(それが本来のマスクの使い方ですが。)
マスク本体は出来る限り息がしやすいものが良いでしょう。個人的には『デイリーフィットマスク・ナノエアー』をおすすめします。耳紐は貧弱な感じですが、息のしやすさを優先。
ドラッグストアなどで入手できるもの前提で通気性で考えるなら、おそらくこれがダントツです。
![](https://assets.st-note.com/img/1677430542807-3K77kFVNEb.jpg)
[2023.02.26 引用]
https://www.amazon.co.jp/dp/B09B9WMK63
ちなみに、ナノエアー等一部を除き感染症対策マスクの場合『しっかり隙間を塞いでもそれなりに快適に着用出来る』というほどの通気性はほとんど期待できません。(すべて試したわけではありませんが。)
感染症対策はあまり考えずに『快適ガード涼やか心地』などを使うのも良いかもしれません。
◆おわりに
私の実体験ではこの工夫で95%以上花粉症の症状を軽減出来ています。(鼻については。ですが。)
コロナ以前は『無いよりマシ』くらいの気持ちでマスクを使っていましたので半減出来てたのか怪しいくらいでした。
マスクの種類と着け方によるので誰でも効果が出るという保証は出来ませんが、お困りの方は試してみるのも良いかもしれませんよ!
[2023.03.14 追記]ちなみに、私が使ってるマスクは以下のやつです。[2024.04.10 追記]
よろしければどうぞ。
以下のマスクは現在ほぼ買えない感じです。
なお、記事中でナノエアーを紹介しましたが、フィッティ・ブレステックのほうが個人的には良い感じです。よろしければどうぞ。