マスクで花粉を防ぐための、2つのポイント。
花粉シーズン到来。
今年の花粉はヤバいらしいですよ。
なんと昨年の2.7倍!
ということで、マスクでの花粉対策のポイントをまとめておきたいと思います。よろしければどうぞ。
◆マスクでの花粉対策、それは隙間対策
タイトルで書いた『ふたつのポイント』についてですが両方とも隙間対策です。隙間を減らすために以下の工夫をします。
①ノーズパッドを着ける。
②耳紐を短くする。
以下のような感じです。
以下、細かい情報です。
◆マスクの隙間について
『マスク着用時にどれくらい隙間が生じているのか』というのは測定出来る機会がないのでなかなか実感出来ません。
しかし、以下によると『吸う空気の8割以上を隙間から』というのがほぼ全員ということらしいです。マスクほとんど意味無いですね。
マスクで花粉のブロックを実感できていない方は結構いると思いますが、普通は隙間だらけなのでそんなもんなのです。
花粉が防げないならウイルスなんて言うまでもないですね。
ちなみに、コロナ後によく見かけるようになったダイヤモンド型のマスクは一見して隙間を無くしているように見えますが、同じように隙間でガバガバです。
◆ノーズパッドについて
隙間を減らすうえで重要なのがノーズパッドです。
ノーズフィッターを『W型』に曲げたところで喋ったりするとズレますし、着圧を強めると隙間が開いてしまいます。なので、ノーズパッドは必須です。
推奨するのは『フィッティプラス+ ノーズパッド』。
これをマスクに装着します。
100均でも似たようなのが売っていますが私が試したものは装着感がいまいちだったのでおすすめしません。
◆耳紐調整について
普通のマスクは耳紐がゆるゆるです。
『耳が痛くならないマスク』という消費者ニーズに合わせてか知りませんが、これでは隙間ガバガバです。
出来れば耳紐が太いマスクを使い耐えられるくらいまで耳紐を短くしましょう。着圧が強いほど隙間を減らし花粉の吸入量を減らします。
画像で使用した調整用アジャスターはアマゾンで売ってます。100均でも一部の店舗で確認しました[2024.03.25]。試す場合は『とめ結び』で良いと思います。(『とめ結び』がわからない方は、検索してみてください。)
◆マスク本体
以上のように改造したマスクを着けた場合、息がしにくくなります。あと蒸れます。呼吸の多くがマスクフィルターを介して行われるためです。(それが本来のマスクの使い方ですが。)
マスク本体は出来る限り息がしやすいものが良いでしょう。個人的には『デイリーフィットマスク・ナノエアー』をおすすめします。耳紐は貧弱な感じですが、息のしやすさを優先。
ドラッグストアなどで入手できるもの前提で通気性で考えるなら、おそらくこれがダントツです。
ちなみに、ナノエアー等一部を除き感染症対策マスクの場合『しっかり隙間を塞いでもそれなりに快適に着用出来る』というほどの通気性はほとんど期待できません。(すべて試したわけではありませんが。)
感染症対策はあまり考えずに『快適ガード涼やか心地』などを使うのも良いかもしれません。
◆おわりに
私の実体験ではこの工夫で95%以上花粉症の症状を軽減出来ています。(鼻については。ですが。)
コロナ以前は『無いよりマシ』くらいの気持ちでマスクを使っていましたので半減出来てたのか怪しいくらいでした。
マスクの種類と着け方によるので誰でも効果が出るという保証は出来ませんが、お困りの方は試してみるのも良いかもしれませんよ!
[2023.03.14 追記]ちなみに、私が使ってるマスクは以下のやつです。[2024.04.10 追記]
よろしければどうぞ。
以下のマスクは現在ほぼ買えない感じです。
なお、記事中でナノエアーを紹介しましたが、フィッティ・ブレステックのほうが個人的には良い感じです。よろしければどうぞ。