note,匿名サポートの可能性を考える。
私はnoteでお金を使っている。
なんとなく、役に立つ記事や良い記事が評価されたらいいな、という気持ちから、気まぐれでサポートをする。
noteに有料記事はたくさんあるけど滅多に買わない。内容に納得がいかなくて返金交渉とかしたくないし、サポートのほうが気分は良いし。
とはいえnoteのサポート機能には問題がある。
匿名で出来ないのだ。
ということで、タイトルのとおり匿名サポートについて記事を書いてみた。
◇◇◇
主旨としては『もっと少額サポートが普及して欲しいし、そのためのハードルを下げるために匿名で出来るようにして欲しい』ということ。
長いので目次をつける。
約4000文字なのに有益なことは書いてないので、面倒な人は『7.匿名サポートの可能性』へ一気にどうぞ。
1.キッカケはnoteの治安が乱れたから
本題の前に。
普段の私の記事はほとんどコロナ関連だ。こんなイレギュラーな記事を書いてしまってるのにはキッカケがあった。
それは『岩鍋わらべ│note の先生・踊るアホウドリ』という『治安を乱す大物』が知らない間にnoteに舞い降りていたことによる。
私はnoteの治安が乱れたことを知らなかったし、それが何なのかも知らない気がしたので、つい読んでしまった。長いのに。
面白かったので他の記事も結構読んでしまった。ゲームの記事は読んでないけど。
(2024年の今!?スカイリムプレイ日記を!?)
その結果として『治安を乱す大物』という表現はハズレでもないと思えてきた。治安についてはわからないけど早速アンチが生まれているし、少なくとも私が3年コツコツと積み上げたフォロワー数を『フォロバ100』じゃないのに1か月程度でブチ抜いている。コレが大物じゃないとしたら私はなんなんだ。
もうなんか『ロケットニュース24』からnoteに送り込まれた工作員じゃないかと思える記事の完成度だと思うのね。
◇◇◇
ちなみに以下の最近の記事も面白かった。長いけど。
この記事の中で岩鍋わらべさんを大物だと感じた部分がある。
それは自らを『サイボーグ桃白白(タオパイパイ)』だと仄めかしたくせにヤムチャの技である『狼牙風風拳』を繰り出していることで、それ自体はまあいいとして、恐ろしいのは記事の最初のほうに次のような断り書きがあることだ。
ドラゴンボールについてコメントで質問してくれと言っている。
絶対に自分でWEB検索したほうが画像とかあってわかりやすいし早い。それなのにコメントで対応すると言っている。怖い。
もし『狼牙風風拳って何ですか?』って聞かれたら前記の小ボケも含めてどう説明するつもりだったのか。その覚悟が恐ろしい。コレが大物じゃないとしたら私はなんなんだ。
冗談はさておき。そんなこんなでいろいろとあって、私自身がnoteでのお金の使い方について書こうと思ってしまった。で、この匿名サポート記事はその結果。本題に移ろう。
2.100円サポートの価値はプライスレス
私はサポートを数回いただいたことがある。
3年で合計金額は5000円未満。偉業と言っていい。自画自賛する。
ちなみに5000円を超える額をサポートしているので収支はマイナスだ。
初めてサポートをいただいたとき、その額の100倍くらい嬉しかった。
実際、多くのnoterにとって100円のサポートは100円以上の価値があると思う。余裕で。
そして、もっと多くの人が100円サポートを受けていいはずだ。無名素人であれ。むしろ、だからこそ。
◇◇◇
私は記事の『人気』をあまり信用していない。
だからキーワード検索した『新着』から探すことが多い。必然的にスキ数の少ない状態で知らないnoterの記事を読むことになる。一期一会。
そういうことをしていると、たまにグッとくる記事に出会う。
特にnoteを始めたばかりの人は気合が入っており、始めて数回で渾身の記事を書いていることがある。
しかし、そういうのは下手したら1回もスキを押されず、埋もれて、流れていく。
そのような記事に出会った場合、私はサポートしたいという気持ちになるが問題がある。
冒頭に書いた通り、匿名でサポート出来ないという問題だ。
(ちなみにこの場合フォローはしない。今のところそういう私の縛りだから。一期一会)
3.記名サポートが恥ずかしい
さて。
私が初見で良いと思った記事に100円サポートをした場合、相手はどう感じるだろうか。ちょっと考えてみたい。たとえば以下の感じ。
こんな人ばかりじゃないと思うのだ。
むしろ次のほうがリアルな気がする。
この場合私のアカウントが胡散臭いことが原因だが、そうじゃなくてもどんな人か確認したうえでお礼くらいは考えちゃうと思う。
もしかしたら記事をいくつか読んで、なぜ評価されたのかを考え、次回の記事に生かそうとしちゃうかもしれない。
私はそれを望んでいない。だって恥ずかしいじゃん。
4.匿名サポートのメリット
そんな純情なオッサンの悩みを匿名サポートは解決する。
ちなみに匿名サポート機能というものは無いはずだが、サポート(寄付)という行為がなぜ匿名で出来ないのか疑問だ。
私の場合、匿名で出来ないという理由で次のようなサポートの機会を躊躇したことがある。
自分とは反対意見だけど良い記事だからサポート
100円じゃ逆に失礼かもしれないけどサポート
かなりキツイ状況のようなのでサポート
よく知ってる人だからお金は違う気がするけど日頃のお礼のつもりでサポート
あとアカウントが女性でも躊躇しちゃう。オッサンが女性にサポートってなんか危ういじゃん。アカウントの中身はジジイかもしれないけど。
ということで、同じような人がどれだけいるのかわからないが、このような機会損失がnoteおよびnoterに生じているかもしれない。匿名サポート機能があれば解決する。
5.匿名サポートのデメリット
匿名サポートにデメリットはあるのだろうか。
たぶんあるのだろう。
note運営がそのような選択肢を無くしている以上『記名による交流促進で廻るお金の総量のほうが多い』のほうに張っているということ。
サポートは寄付という意味合いと共にYoutubeのスパチャのような目的もある。つまり『認知への期待』で、noteであれば『お礼メッセージへの期待』もあるかもしれない。
実際、コメント欄を閉じている人にもサポートを使えば文章を送れる。相手が読むかはわからないが、あわよくばお礼のメッセージを(私個人にあてて)貰えるかもしれない。
匿名だとそのような期待が失われる。
これはデメリットだろう。
ってか、100円でこれが出来るとしたらちょっとお得すぎる気もする。
6.匿名サポートの運用案
デメリットを考えると当然のことながら『サポート機能をすべて匿名にする』はありえない。
そして、『どっちか選べる』もちょっと違うような気がする。その場合、記名サポートを選んだ時点で『認知を期待している人』というのが明らかになってしまう。本来そういうもんだろうけど。
であれば完全に解決はしないものの、Youtubeのスパチャみたいに額で違いを出すのはどうだろうか。以下参考。
noteならたとえば『サポート500円未満は匿名で、送れるメッセージもお礼のメッセージも無し』とか。
匿名サポートを受けた記事はオススメに出やすいとかあるとインセンティブになるかもしれない。
ってか、スパチャって詳細知らなかったけど色々とスゴイデスネ。
7.匿名サポートの可能性
まとめに入る。
『匿名サポート機能』が実装されたら私は心置きなく月あたり最低500円はサポートするだろう。それくらいは良記事を読んでいる。たぶん。
出来ればフォロワー数が少ないnoterを優先したい。100円がその100倍くらいの価値を持つかもしれないから。
ジャンルを問わずよくできた記事や心にグッときた記事に気軽に100円サポートしたい。有料記事でありがちなnote攻略とかハウツーじゃない創作に100円サポートしたい。
私以外でもそんなことを思っている人はいるだろう。
これらはnote自体にメリットがあるかもしれない。
廻るお金が増えるかもしれない。若いnoterを評価することはnoteの未来への投資だ。普通の商業メディアに載らないような、お金にならなそうな記事が評価されてこそnoteではないだろうか。
おわりに
ということで以上でーす。
いちおう運営に『匿名サポート機能』のリクエスト出しまーす。
ちなみにサポート機能は『アプリからは出来ない。支払い方法がクレジットカードのみ』という制限もあるので、そこのハードルも下げて欲しいですね。
どうなることやら。
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