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『シェディングは邪気』について考える。

いまだ謎の多いシェディング。

現象の解釈については色々と仮説を見るが、関連情報を探っていると『シェディングは邪気』とか見ることがある。たまに。

普通の感覚で言えばシェディングも邪気もよくわからないので、もはや意味不明なのだが、調べたところあながち間違いでもないと思えたので記事にしておく。

なお、邪気ガチ勢の方にとっては失礼な内容かもしれないが、無知な素人の戯言だと思ってご勘弁願いたい。


◆シェディングの定義

まず、シェディングについて私の認識は以下の引用部の通り。

俗語としてのシェディングは『ワクチン接種者から排出する(と疑う)何かにより周囲が健康被害を受ける』といった曖昧なもので、少なくとも感染を伴うとは定義付けていないように思う。

私はこれまでシェディングについて考えてきたほうだが、原因物質はスパイクタンパク質、揮発性有機化合物(VOC)のどちらか(または両方)だと推測している。

シェディングの定義とレプリコンワクチンへの懸念|キツネザル.html

シェディングの解釈には流派がありそうだが、これが結構スタンダードな考え方だろうと思う。

ちなみに医学的なシェディングとは定義が異なるので、本来なら別の名称が必要だろう。


◆邪気の定義

邪気の定義も流派により違いがありそうだが、漢方医学(日本)としての定義は以下らしい。気候の変化に基づく六淫を邪気としている。

六淫(りくいん)の特徴

漢方では、気候の変化は、「風・寒・暑・湿・燥・火」があり、これを「六気」(ろっき)と呼んでいます。これらは、植物が育つため、人や動物が生きていくためには欠かせないものです。ところが、六気は過剰・不足したりすると、病気の原因になることがあります。これを六淫といいます。六淫は前回紹介したとおり、風邪・寒邪・暑邪・湿邪・燥邪・火邪があり、これらの邪気は、カラダの表面の皮膚だけではなく、毛穴・鼻・口から侵入することにより、カラダの中にも影響を与えます。例えば、秋は燥邪の影響により、乾燥した空気が口からカラダの中に入るため、喉が痛くなったり、便秘になったりします。これらの邪気は、単独だけではなく、2種類以上が同時に侵入する場合もあります。例えば、風は一年中吹いているため、秋は燥邪と風邪が一緒に侵入することもあります。

漢方の基礎知識9「病因病機とは②(疾病の発生メカニズム)」|Kampoful Life by クラシエの漢方.html
[2024.10.28 引用]
https://www.kracie.co.jp/kampo/kampofullife/about_kampo/?p=11766

◆シェディングの邪気的解釈

さて。

邪気の定義を大まかに考えるなら『動植物にネガティブな影響を与える外的要因』と解釈できそうだ。

六淫が体系化されたころに外的要因の(物質の)特定はできなかっただろうから、たとえば現代であればウイルス感染は風邪(ふうじゃ)に、細菌感染は湿邪(しつじゃ)に属するかもしれない。

そして、私の推測であるスパイクタンパク質やVOCも邪気と言えるかもしれない。風邪に属するのだろうか。

ちなみに、ネガティブな外的要因を邪気とすると概念が万能過ぎて、現代でよく知られるものでは以下も邪気に該当するかもしれない。邪気だらけである。

  • 紫外線

  • 電磁波

  • PM2.5

以上の解釈であれば『シェディングは邪気』というのもあながち間違いでもないと思えるのだが、どうなのだろうか。


◆おわりに

ということで、シェディングは『医学的な定義』と『俗称としての仮説(解釈)』があるが、邪気でも同様かもしれない。

中国医学的な邪気、漢方医学(和漢)的な邪気、アーユルヴェーダ的な邪気、自ら解釈し発展させた邪気、色々とあるかもしれない。

で、『シェディングは邪気』と言っている人がどのような定義に基づいて言っているのかは不明だが、仮に漢方医学的な邪気だとすると、虚証・実証など含めたガチの分析が可能かもしれず興味深いものであろう。

ちなみに、私の解釈だと風邪(ふうじゃ)の原因はヒトからのエアロゾルや空間中の微粒子の影響が大きいため、隙間無くマスクを着用することをオススメしたい。

とはいえ、マスクって漢方医学的にはどうなのだろうか。
(たぶん良いモノではない。当時無かっただろうし。)

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