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真犯人フラグ 6話 考察

やっと進展がありました。

このドラマはミステリーなので、家族が無事に帰ってきてほしいとか、真帆(宮沢りえ)が夫の凌介(西島秀俊)に不満があって狂言の失踪劇なんじゃない?とかはつまんないです。

ちゃんと事件が起きてほしいのです。

5話までは事件としては子供の冷凍遺体が、凌介の会社に送られてきたことのみ。

けれど今回6話のラストシーンで、娘の光莉(原菜乃華)16才が血だらけの部屋で口にガムテープを貼られて寝かされている。
その映像を、二宮瑞穂(芳根京子)が亀田運輸のお問い合わせフォームから見つけるのです。
 

件名は「お探しのものです」

冷凍遺体が送られてきた時も「お探しのものです」と同じ文言でした。

これで狂言の失踪ではなく、ちゃんと誘拐、監禁されたことが決定的になりました。

まあぶっちゃけあの血のりは本物かどうか疑わしいです。
本物であれば真帆も篤斗も死んでいるでしょうが、脅しの演出だと思います。

光莉の表情に注目したところ、本気で怖がって泣いています。
これは狂言ではなく、間違いなく監禁されていると思います。

監禁するなら別々に監禁するのがセオリーです。
自分が逃げたら家族が殺されると思えば、逃げられないからです。

真帆と篤斗はどこか別のところに監禁されでいるんでしょうか?

しかし今回も二宮瑞穂が動画を見つけたのです。

ドラレコの映像も瑞穂が見つけました。

怪しいですよね(笑)

私は子供の冷凍遺体は二宮瑞穂の弟で、弟をひき殺したのが真帆で、その事件のことで今回の家族監禁事件を起こしていると思っています。

真犯人(二宮瑞穂)は冷凍遺体の事件を明るみに出したいのだと思います。

だから「お探しのものです」と冷凍遺体の時と同じ文言にして、光莉の動画を送ったのでしょう。

今回、他にも幾つか気になる点があります。

凌介がバー至上の時で落とした鍵です。

まず5人で至上の時で作戦会議です。

ママ友の菱田朋子(桜井ユキ)が、失踪した日の真帆と同じ赤い傘を持っていたことで、みんなは菱田朋子を疑います。  
けれど凌介は決め手に欠けると言って、その疑惑には乗りません。

お開きとなった時、「瑞穂ちゃん送って行くよ」と橘一星(佐野勇斗)が言い、
「あと一杯だけどう?」と瑞穂が一星を誘います。
バーのマスターの日野と3人になった後、席を変えた二宮瑞穂の足元に凌介の鍵が落ちているのです。

凌介の方は家に帰り、鍵が無いことに気づきます。
しかし鍵はかかってなくて、部屋とYシャツと私の歌声が聞こえてきて、階下の菱田朋子(桜井ユキ)がウキウキとアイロンがけをしていたのです。

真帆と何かの時の為に合鍵を交換していたと菱田は言います。

菱田は合鍵を返そうとしますが、凌介は真帆と決めたことならと言って受け取りません。

翌朝、会社で二宮瑞穂が凌介に鍵を返します。
「鍵屋さん、頼んだんですか?」と瑞穂。
「うん、まあ」と凌介。

後日、至上の時でまたみんなが菱田朋子を疑うと
「合鍵交換してるくらいだからやっぱり本当の友達なんだと思う」と凌介がかばって、
菱田朋子が合鍵を持っていることがみんなにバレます。

♥️💙♥️💙♥️💙♥️

鍵のこんな展開を、なぜ脚本家は入れたのか?

「菱田朋子が合鍵を持っていた」

これだけを知らせたいなら、凌介がわざわざ鍵を落とさなくても、家に帰った凌介が鍵で開けようとしたらもう開いていて、あれ?って顔するシーンを入れれば良いだけです。

わざわざ二宮瑞穂の足元に、凌介の鍵を落とす必要はありません。
何らかの意味があるのです。

私は二宮瑞穂が真犯人だと思っているので、その線で考えます。 

二宮瑞穂がバーで凌介の鞄?ポケット?から鍵を取り出して、床に落とした。

凌介を先に帰らせた。
自分はもう一杯飲むと言って残った。
橘一星から送ると言われた。一緒にいる。

鍵を翌朝、凌介に渡したのは二宮瑞穂なので、瑞穂が鍵を持って帰ったのでしょう。

帰り際、二宮瑞穂は鍵を見つけて凌介に電話したと思います。

その時はもう凌介は家の中にいた。
菱田朋子が合鍵で開けていたからです。

凌介は菱田のことは言わないで「明日返してくれればいいよ」と二宮瑞穂に言ったと思います。

そう言われれば、鍵屋さんを呼んで開けてもらったんだろうと考えます。
二宮瑞穂と橘一星の間でそう結論づけたと思います。
実際、凌介の性格なら、鍵を拾った二宮瑞穂に迷惑をかけたくないので、菱田朋子が鍵を開けてなかったとしても、鍵屋を呼ぶなり漫画喫茶に一晩寝るなりして「明日で良いよ」と言うでしょう。

二宮瑞穂は凌介の鍵を一晩手元に置く機会を持つことになります。

じゃあ二宮瑞穂は凌介の鍵の合鍵をつくりたかったのか?
 
答えはノーです。

二宮瑞穂が真犯人なら合鍵なんてつくらなくても、とっくに凌介の家の鍵を持っています。

監禁した真帆や光莉から鍵を取れば良いだけです。

なので合鍵をつくるのが目的ではなく、合鍵をつくれる機会を持ったことをみんなにわからせるのが目的だと思います。

この先、真犯人なら凌介の家に忍び込む必要があるかもしれません。(既に忍び込んだかも。)

もしも忍び込んだのがバレたら、あるいは指紋を残してしまったら、真犯人だとわかってしまいます。

けれど、「あの時合鍵をつくったので家に入りました」
と言えば、家への侵入がバレた時は最低限の傷ですみます。

二宮瑞穂が凌介を好きだというのは冗談ぽく何度も言っているので合鍵をつくった理由にもなるし、頼りない凌介の代わりに調べたかったから合鍵で留守の家に入った、とごまかせるかもしれません。

鍵を凌介が落としたんじゃないことは間違いないです。

だって鍵って落とせば音がして気づきませんか?

いつか二宮瑞穂と菱田朋子が、凌介の留守の家で鉢合わせするかもしれませんね。
 

前回の5話の考察で、凌介を車の前に突き飛ばしたのは二宮瑞穂だと書きました。

二宮瑞穂は憎んているのは真帆で、凌介のことは守りたいと思っていると考えています。

なので危機感を感じていない凌介への注意喚起のために、突き飛ばして助けたと思っています。

あの時、謎の男(前野朋哉)が隠れていましたが、目撃したんだと思います。

謎の男が凌介を殺すつもりなら今回のふたりきりの踏切は絶好のチャンスでした。

けれど謎の男は質問をしただけで、凌介への殺意は感じませんでした。
むしろ凌介が自分のことを覚えていないことに安心した様子でした。

謎の男はもしかしたら真帆と過去に関係した人物で、真帆が誘拐?されたニュースを知って、自分も巻き込まれたくないため、凌介に探りを入れに来たのかなと思います。

例えば過去の真帆の浮気相手で、真帆と一緒に冷凍遺体の子供をひき逃げし、隠蔽した人物とか。

♥️😀♥️💙♥️💙♥️😀

ところで気になることがあります。

「ごちそうさまです。エンタメ君チャンネル」という考察のユーチューブで言っていたのですが、
凌介が見ていたアルバムの自転車の練習中の6歳位の男の子が、息子の篤斗じゃない、とのこと。

顔が違う。
青いアルバムは2冊めにあったからあの男の子は光莉より年上では?とのこと。

そしてツイッターでもこんなことを言っています。

確かに自転車を押している女性は真帆の顔じゃないみたいです。 

もし凌介に婚姻歴があり、自転車の男の子が橘一星だとしたら、一星が光莉に近づいたのは偶然ではなく、腹違いの妹に会いに来たことになります。
そして何も知らない光莉に惚れられて、不自然に思われないためお付き合いを承諾したのかもしれません。
パンをボッキーゲームのようにして食べていたというパン屋のご主人の証言がありますが、
兄妹でもそのくらいはぎりぎりOKだと思います。

先ほど謎の男(前野朋哉)は真帆の浮気相手では?と書きました。

光莉が誰か真帆の浮気相手との子供なら、
もしも橘一星が凌介の子供だったとしても、
光莉とは兄妹でないことになります。

💙♥️💙♥️💙♥️💙♥️

学生時代に小説の才能があった凌介に論破されて泣かされたというエピソードで、友達の河村編集長(田中哲司)と日野(迫田孝也)との証言に食い違いがありました。

河村は凌介に「日野が号泣した」と言い、
凌介は「あーあったな、そんなこと」と答えます。

日野は「河村が号泣した」と二宮瑞穂と橘一星に話します。

普通に考えれば凌介に話した河村の話が本当で、日野は嘘つく人間だと受け取って良いと思います。

もし河村が「号泣したのは自分」あるいは「二人とも号泣した」のに日野だけが号泣したように話したとしたら、もうかなり昔のことなので、凌介の記憶の改ざんを仕掛けたという可能性もあります。その場合は策士なのは河村です。

ユーチューバーのぷろぴん(柄本時生)が、
「嘘つきはな、嘘つきの顔してねーんだよ」
と叫び、
その後すぐ凌介の顔が映り、鍵が差し出されて二宮瑞穂が映ります。

二宮瑞穂、怪しいなと思います。😉

1話からずっと考察を書いています。

次回も楽しみに見て書きたいと思います。

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