見出し画像

生まれ変わったらの話



私はよく、生まれ変わったらこうなりたいと口にする。ただただ想像の話であるため、気楽に捉えて読んでもらえたらと思う。




一つ目は、料理を楽しめるひとになりたい。とにかく、憧れる。やってみたいことはたくさんあって、休日にパンを焼いて食べたり、お弁当を曲げわっぱに詰めて持っていったりしたい。


そして、冷蔵庫には常備菜を何品か作っておく。いつだってメインを作れば、見栄えも栄養バランスもいいごはん時間になる。料理に手間ひまをかける、そんな暮らしをしてみたい。




二つ目は、楽器を弾けるようになりたい。どの楽器も魅力的だけれど、まずはピアノから。ピアノは幼いときに、少しだけ教室に通っていた。発表会に出た記憶もあるが、あまり楽しかった思い出はない。


とにかく練習が好きではなく、弾くことにいつも必死だった。だから、楽器を弾くことの楽しさを感じてみたい。




三つ目は、絵をうまく描けるようになりたい。学生のときの美術は、だいたい平均の成績だった。不器用な私は、まったく同じ色を作ることが出来ない。空の色を塗っているときに、途中で絵の具がなくなってしまったら、描いた空も途中から違う色になる。


下書きまでうまく描けても、仕上がるといつも通りのクオリティ。とにかく立体的な描写が出来ないため、風景やひとの表情や動きを、目に映るものと同じように描いてみたい。




あとは挙げたらキリがないけれど、努力では補えない個性やセンスの光るものに魅力を感じる。出来るなら、こういった仕事に就いているひとのあたまやこころの中を覗いてみたい。


アイドルのように、キレッキレなダンスを踊ってみるのも楽しそう。そしたら、お洒落なリズム感も身に付くかもしれない。いつだって想像の自分は尽きないなあ。



いいなと思ったら応援しよう!