自分を好きになるということ

自分を好きになることは実はかなり難しいということに最近気がつきました。
裏を返せばそれは、やっと最近自分を好きになるということがわかり始めているということでもありますが、それにしても、なぜ自分を好きになること、愛することはそんなに難しいのでしょうか?

もちろん、他人基準でのイケてる自分、人から称賛されている自分を好きになることはそんなに難しくないです。
少なくとも自分は、そのような生き方をしてきたし、自分はなんとなく平均的な人よりはイケてるんじゃないかと漠然と思ってきました。

でも心はいつも不安定で、優れた人を見たり、褒められている人を見ると、気分は塞ぎ込み、まるで自分が否定されたかのような気分になる、といったことを繰り返してきたのです。
だから人付き合いも狭い。
優秀な人、できる人、明るい人は、自分の惨めな思いを刺激するのです。

自分を好きになることが、なぜ難しいのかと考えたとき、この惨めで弱い自分、というのも自分自身だから、というのが大きいということに気が付きました。
弱い自分や駄目な自分というのは、隠すべきもの、切り捨てるべきものという観念がかなり自分の中では強く、いつも虚勢を張って生きてきました。
特に人間関係での不安や、失敗、弱さは絶対に人に見せないようにしてきました。
ですが、それは本当の自分自身を否定することでもあったのです。

最近、セラピーやブログを通じて、人に対して、自分自身の隠しておきたかった過去を表現する機会が何度もあったのですが、それをしていく中で、本当の意味で自分自身を愛する、受容するということができ始めているのかなと思います。
それができ始めてきたのと同時に、仕事やプライベートで、自分が本当に好きだと思っていたことをやることへの罪悪感のような感情が薄れてきたのです。

例えば、仕事で新規の開発企画をすることやプライベートでこのようなブログ記事を書いたり、セラピーのセッションをすることは、以前はなんとなくの罪悪感のような感情があり、やりたくないエンジニア(プログラミング)の仕事をイヤイヤしたり、プライベートでの活動も我慢したりして、何かイライラしているということが多かったのです。

多分本当の自分、弱い自分をを受け入れ、許すことができ始めているので、仕事でも本当の自分を表現することに罪悪感がなくなってきているのだと思います。
いつも読んでいただき、本当にありがとうございます。


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