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不定期ダイアリー part.1

雨でどうなる事かと思ったけどなんやかんや日差しの厳しい土日になりやしたね。

今週は池袋綜武会があったので、土~日で立教➡️坂戸➡️坂戸➡️池袋綜武会と4回梯子稽古しちゃった。中々の強行日程なんだけど、月に一回こうやって詰め込めるとまだまだ上達できるな、なんて実感が強く湧いたりする。

唯一の敵は東武東上線の遅延だったりする。
たまにふじみ野辺りで事故ったりすると最悪で、一回事故ると一時間以上復旧まで要する上に、道場が駅からやや離れてることもあり稽古も終わってしまう。出稽古組で東上線に苦渋を舐めさせられた人も多いはずだ。

さて、土曜日は立教の稽古から。
写真をご覧頂くと分かる通りこの盛況ぶり…
新入部員も今のところ7人入ったらしい!ありがたい!
ブラジリアン柔術と合気道で悩んでいた二年生も入部を決めてくれたとのこと。水曜日たまたま会った際に、両方触れたことのある身として「どちらもやれば必ず面白いよ!どっちもやった俺が保証する!」なんて柄にない啖呵を切ったことを危惧してたんだけど、現役部員の必死の説得が功を奏したんでしょう。

これは完全に私見だけど、実際問題格闘技の背景がない状態でグラップリングやブラジリアン柔術やるのはかなりしんどいんじゃないのかなと邪推する部分はある。

まず体力的にしんどいし、極めやスパークリングは比較的安全と言われる寝技でもめちゃくちゃハードだと思う。
もちろんそこは僕らじゃなくてプロの指導者がいるんで、段階的に指導しながら徐々に成長するんだけども。
まず間違いなく初めは色帯や白帯の先輩にやられっぱなしになるんでそこら辺のメンタル的なしんどさをどう乗り越えるか…も大事な気がします。もし彼が柔術やるって話になればそこら辺のサポートも出来る限りやりたいっすね。
 
※僕個人的にはちょっと仕事の時間的都合で今柔術を中断してまして、代わりの補強として柔道を始めるっていう。笑
週3とかだしめっちゃちょうどいいんすよねー。
その話も書いていければ。

さて肝心の練習は、下級生の昇段練習や乱取稽古がメイン。
怪我人がいないのがとても良い。
皆受身上手くなりました。
綜合練習では一回ヒヤッとする場面があったけど、ちゃんと受身できていたので休めば大丈夫な感じで安堵しました…

稽古後に先輩方に乱取をお願いしに行く下級生の姿を見て風通しいいなー、と改めて感じた。

まあそこをコーチの俺が感じちゃいすぎると、「そう感じたい」思い込み先入マインドが働いていたりするので難しいところ。
王様はいつだって裸(なのかもしれないねー。…

雰囲気的にはとーっても朗らかなので
彼らの自主性を邪魔しないよう、このまま、このままいたい。

やっぱりアマチュアは楽しくないとねー。

来月また試合があるみたいなので、体力強化の為に乱取稽古を多めにつけていければいいのかなと。
後輩と乱取させてもらうと、やっぱり体力的にしんどそうなので、そのしんどさを克服するためにも「キツさに慣れる」ことは大切なんじゃないかなと改めて思った。
決して根性論ではなく、段階的に体力のキツさを克服していくプログラムを作る…というのは色々経験してきた僕らコーチの仕事でしょうね。単に「慣れろ」というのは誰にでも言える一方通行のコミュニケーションに終止しちゃうんじゃないかと。

とは言え先輩に乱取を頼むのは言いにくいもの。単にしんどいのもあるし、雰囲気的に声をかけ辛いこともある。ので、なるべく声を掛けられやすい人間でいたいっすね。

夜は坂戸綜武館へ。
アポ無し突撃してしまったのだけど毎度の如く温かく迎えてくださいました。

館長先生がお心が広く、温かく、強い方なんです。
誰に何と言われようと、僕のいちばん尊敬する師匠です。
人間として、かくも朗らかにありたいと毎回毎回思う。(と思いながら6年が過ぎた…)

結婚式の主賓スピーチをお願いさせて頂いたり、大学生の頃から折に触れて道場に泊めて頂いて武道談義に花を咲かせたり…単に先生と生徒の関係ではあるんですが、そこを超えた心のふれあいを感じる時間が僕をここまで武道オタクに育て上げた原因です。断言します。

この師匠に恩返しする為に、一人でも多くの後進を育てていく。

育てるなんて僕の実力じゃあ烏滸がましい言葉だけど、そうでもしないとここまでして頂いた事に対して落とし前がつかないぞ、と自分に対して思ってます。

門下生の皆様も本当に優しいし、温かいし、真面目な方ばかり。
全人類に勧めたい道場です…!

拳法の稽古では突き蹴りのコンビネーションを再び復習したり、合気の稽古では打ち間の前後のフットワークを大学生の子と磨いたり、杖の二段型をなぞれたり、と終始充実した時間でした。

(続く)

お し ま い 






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