不定期ダイアリーpart.19
12月23日(金)~24日(土)
特筆事項なし。
イブのお祝いに、妹弟が送ってくれたギフトカードを使わせてもらい、岩手産☆5牛肉カルビを頂いた。口にいれてもすぐ溶けてしまう。
時節柄的には髭男のあの曲のサビが似合いそう。
12月25日(日)
メリークリスマス。
義弟の高校が開催する冬のコンサートを観に三島へ向かう。
賑やかな妻実家の面々に迎えてもらう。
「そう言えばこんな感じだったな」と遠い年始を思い出す。
朝9時から朝ごはん代わりのカキ祭りin沼津港。
生、焼き、蒸し……ありとあらゆる食べ方で、あらゆる産地のカキをご馳走になる。
ホタテやアワビも最高でした。
お義母さん、ご馳走さまでした。
時間もあり、初めて妻の母校にも行ってきた。
妻は高校で茶道部に所属していた。
聞いた時は驚かなかった。
のんびりした彼女の性格にぴったりだと思ったからだ。
そんな彼女が何故大学で合気道(しかも荒々しい武田流)を選んだのかは未だ謎である。
ここからは富士の中腹が見える。
ゴツゴツした筋肉質な山肌に美しい雪化粧を重ね、宝永山の火口があんぐりと口を広げ私たちを見下ろしていた。
それはあまりにも美しい光景だった。
穏やかな狩野川の流れと、雄大な富士と、どこまでも広がる青空。
彼女のおおらかさの原風景を覗かしてもらった気がした。
13時、伊豆長岡の会場へ。
義弟は高校生になってから吹奏楽を始めた。
現在はパーカッション(打楽器)のリーダーを務めている。
本当に吹奏楽が楽しいらしく、お義母さんがパート紹介の写真を見て大変驚いていた。
17才。
年齢的にも、自我的にも青春の盛りである。
いつまで青春が続くかは、自分で決めるものだが今は間違えなく青春だろう。
お義母さんとしても、接する上で色々感じることが多いらしい。
普段は物静かな子だが、よく自宅の自室から「コツ……コツン」と物を叩く音が聞こえるらしい。
夜な夜な一人練習を積んできて、今日という大舞台があるのだろう。
真面目で、堅実で、そしていい子だ。
伊豆長岡の大ホールは一階だけで500人近く入るだろう。
みるみるうちに観客は増え、気が付くと座席の2/3は埋まっていた。
いいなあ。
オレこんなたくさんの目に見られながら戦ったことないよ。
実は吹奏楽コンサートを観るのは人生初。
すっげえ本格的でビックリだった。
高校生って、すごい。
音楽音痴の私でも、迫力と活力が伝わってくるのを感じたし、何より楽しかった!
素晴らしいクリスマスプレゼントをありがとうございました。
以下、セットリスト。※()内は義弟担当楽器。
1○アルセナール(シンバル)
:ICBC(チーム名)の十八番。
ベルギーの曲らしい。
さあ始まるぞ、って感じで力強い。
2○交響組曲「ハリー・ポッター」賢者の石
:(鉄琴)おなじみハリー・ポッター。
繊細なタッチ。
入るタイミングが難しそう。
金色のスナッチが、見える。
3○斐伊川に流るるクシナダ姫の涙
:(鉄琴、クラベス、バスドラム、シンバル)
聴いた瞬間「好き!!」。
ピアノのメロが切なく、フルートが優美で、ドラムが壮大。
パーカッションの何でも屋っぷりがエグい。
体言止めエンドがカッコいい。
4○セドナ(スネアドラム)
:明るい曲調、爽やかな旋律。
スレイベルが入ることでクリスマスアレンジっぽくなる。
元気になれる曲。新年感ある。
☆第二部☆
ここからは「ポップ ステージ」である。
高校生らしい「部活感」を全面に出していて、微笑ましかったし、キラキラしていて眩しかった。
5○イン・ザ・ムード(ドラムス)
:聴いたことある曲。cmで聴いたのかな?
6○「ハウルの動く城」
世界の約束(スネアドラム)
~人生のメリー・ゴーランド~
おなじみ久石譲の一曲。
:クリスマスの寸劇からスタート。
トナカイくんもサンタくんも可愛い~~。
いやー。ピアノの女の子上手すぎ。
そしてフルートソロが素敵!
7○「ライオンキング」メドレー
(スネアドラム➡️ボンゴ?)
:壮大なんだけど余裕を感じる旋律。
ゆったりしたリズムで、癒される感じ。
8○「鎌倉殿の13人」(バスドラム)
:雄壮かつ、……厳か。
バスドラム入りの切れ味は今日のハイライトだと思った。
気鋭の若者といった感じだった。
9○「マツケンサンバⅡ」(ドラムス)
……っ、最っ高でした!!
リズムもメロにも乗りまくり、1人で今年11月に参加したbaseballbearの日本武道館公演並みの手の振り方をしそうになり、自制。
とにかく超~~楽しかった。
ど真ん中で弟くん、輝いてたよ!
10○STAR WARS(ティンパニ)
高校生らしいポップさとオーケストラらしい重層さが合わさって堪らんかったです。
吹奏楽って楽しいな!
Encore○「ジングル・ベル」(スレイベル、スネアドラム?)
This is Christmas.
指揮者の先生の落ち着きと、演者の若者たちとの対比が素晴らしく青春だった。
夕方はららぽーとで義父母の熟練夫婦漫才を見ながら串揚げをご馳走になり、中部まで送って頂いた。
お義父さん、お義母さん、ありがとうございました。
年明けには弟を質問攻めしてやろうと息巻いている。
正月休みまで後丸三日。頑張りましょう。
今日は青春を想起させる一曲で〆。
お し ま い
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