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海外でのハプニング〜火山噴火、食あたり、大雪〜

こんにちは! 今回は、私がCA時代に経験した海外でのハプニングをシェアしたいと思います。 さまざまなトラブルから得た教訓が、今の旅のスタイルにも少なからず影響を与えています。
今回は数あるハプニングの中から、3つをご紹介したいと思います。


アイスランド火山の噴火でオランダから帰国できなくなった話

オランダのアムステルダムまでのフライトを終え、クルーのみんなで食事に出かけていた時のこと。アイスランドで火山が噴火したというニュースが飛び込んできました。

アムステルダムの街中にはコロッケの自動販売機がたくさんあって美味しい
ゴッホ美術館やアンネの家なども見所

はじめは「もしかしたら帰国便に多少影響があるのかな」という程度の軽い気持ちでした。
しかし、噴火が断続的につづき、噴煙がかなり上空にまで達しているというニュースを聞くにつれてだんだん雲行きが怪しくなるのを感じました。北西方向からの風で火山灰がヨーロッパまで流れてきてしまったのです。

アイスランドは火山の国

飛行機は火山灰を吸い込むとエンジンが止まってしまいますから、ヨーロッパの大部分の空港が数日にわたって閉鎖となってしまいました。

結局、約10日間のアムステルダム滞在となり、その月のほとんどの予定が狂ってしまいました。当時は仕事で行っていたので、会社が現地での生活を滞りなくアレンジしてくれて安心して滞在を楽しむことができましたが、子連れとなった今、プライベートで同じようなことが起こると、かなり困ってしまうと思います。

アイスランドは今現在も断続的に噴火が続いていますから、ヨーロッパに行くときは今でも少し気になってしまい、いつ何があってもおかしくないという気持ちで準備をしています。

「旅行では常に予期しないことが起こる」という覚悟と、柔軟に対応する力、そして、旅行保険などの実務的な準備も大切です。

ドイツで生焼けのパンを食べて帰国便が地獄に

ドイツパンは種類も豊富で美味しい

ドイツステイで素敵なレストランに入ってみんなで楽しくランチをいただいていたとき。
前菜として出てきたパンが、どうも生焼けのような感じで、中心部分が湿っていたのです。
しかし、ドイツのパンは安心という思いこみと、開放的な気分とが相まって、ついつい完食してしまいました。

その結果は、、翌日帰りのフライトで猛烈な腹痛と吐き気に襲われるという悲劇に。一緒にフライトしたクルー全員に多大な迷惑をかけてしまい、本当に申し訳ない思いをしました。

この経験から学んだのは、海外の食事には最新の注意を払うということ
旅先では少し開放的な気分になってしまったり、日本とは違う食べ物が出てきてもこんなものなのかな、と思ってしまいがちですが、やはり食べ物にはものすごく気を遣って注意した方がいいという教訓になりました。

東南アジアやインドといった国では、普段から食べるものには慎重になるのですが、衛生状態に不安がない国でも注意するに越した事はないなと思いました。

そしてもう一つ大事なのが、常備薬

胃薬、下痢止め、解熱剤は必須アイテム

旅先で体調が悪くなってから病院に行くのは大変ですし、現地の薬が合わないことも考えられるので、胃薬整腸剤下痢止め解熱剤などはどこの国に行く時でも必ず持っていくようにしています。

ロシアでの大雪で頭の上に10cmの雪が積もった話

ロシア名物マトリョーシカ


ロシアステイで仲良しの同期と一緒に街に遊びに出かけた時。

天気予報は一日を通して晴れ予報で、地下鉄でモスクワ中心部まで行き、デパートなどで買い物をしたり、地元のレストランでボルシチやピロシキをいただいたりしたのち、ホテル近くの駅に夕方帰ってきました。

ロシアの地下鉄は非常に深いのですが、地上に出るエスカレーターを上がっているうちにだんだん嫌な予感が。外が大雪になっていたのです。

ロシアの地下鉄の装飾は豪華(これは本文中の駅ではありません)


帽子をかぶって分厚いダウンを着ていたものの、前が見えないほどの大雪。歩いているうちにどんどん雪が積もり、気づけば頭の上には10cm以上の雪が積もっていました。足元も冷え切り、ホテルまで真っ暗な道を歩いたあの寒さは今でも忘れられません。

ここでの教訓は、「天候への備えは旅の必須アイテム」。 特に寒地へ行くときは、天気予報を信じすぎず、注意するに越した事はありません。


以上、今回は私が海外で経験したハプニングの中から3つをご紹介させていただきました。
また海外でのさまざまな出来事をシェアしていきたいと思います。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。

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