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子どもが心を開く大人の特徴

感情が読めない人、表情と感情が一致していない人に対して「なんかやだ、こわい」と子どもたちが言うことが多いと昨日の記事に書きました。
特に放課後デイだと敏感な子どもたちが多いので反応が目に見えます。

大人が自信がなかったり不安だったり、良い大人に見せようとすればするほど子どもたちは不安や違和感を感じます。そして相手を叩いてみたり、暴言を吐いてしまう。そうするとその目立つところに焦点がいき叱られる。子どもを荒らしているのは誰か?わかりますよね。

では逆にどんな大人が子どもにとって心地よいか。それはその人らしさを全面に出している素直な人。気取らない。飾らない。人間らしい人。
自信がなかったら「え、どうしよう…できるかな、緊張する!」
楽しかったら「楽しいね!」
焦ったら「わ!ごめん今焦ってる!!待って落ち着くから!!」

私たち大人は「素直がいちばん」と子どもたちに伝えます。自分は棚に上げて。
「自分だってできてないじゃん」と子どもたちに思わせているのです。

子どもたちと感情のキャッチボールを日頃しており、信頼関係を築き、怒ったり悲しんだりすることで「この大人の話は聞ける」「この人が頼んでくるなら仕方ないな、手伝うか」という気持ちが出てきます。
よく、私の言うことは聞かないのにあの人の言うことは良く聞くのは、あの人の事が好きだからね。と言うのですが、全く持ってその通り。その「好き」は「一緒にいて心地よい」のです。その人が特別なわけではありません。裸の心で向き合っているからです。

性格や相性はもちろんあります。
ただ、自分の感情で子どもをジャッジして、子どもに違和感を感じさせている可能性があることを知っていただきたいです。

「私はこういう人間です、君は?」とまず子どもに自分という名刺を渡していきましょう。

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