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性格

キャラクターというのは語源的に刻まれたも

のという意味でもともと、生得的といえ

パーソナリティの語源はペルソナ、仮面で社

会的なニュアンスがあります。

性格や気質、キャラクター、パーソナリテ

ィ、人格の定義はなかなか曖昧みたいです。

生まれながらの我慢強い気質とか

おっとりした性格、立派な人格だとか

色々ありますね。

たとえば

人の性格に質があったり、量があるといえば

少しおかしく聞こえますが、

性格には類型論と特性論というものがありま

す。

性格類型論の代表はクレッチマーとユングです。

クレッチマーの3気質

躁鬱気質、分裂気質、粘着気質

ユングのタイプ論

外向タイプと内向タイプ

それに機能としての思考、感情、直感、感覚

他に、シェルドンの胚葉起源説は

内蔵緊張型など

東洋医学の証のとり方や、野口整体の体癖と

かをイメージしたくなります。

シュプランガーの価値類型も面白く、宗教型とか、理論型、とか価値観の違いでタイプ分類しています。

このような質的にタイプ分類するのを類型論といいます。

それとは別にまた

誠実性2,攻撃性4など量的にその人の

行動傾向をとらえようとするのを

特性論といいます。

アイゼンクは

社会性で内向か外向か

神経症性で情緒が安定か不安定か

という2つの特性がどの程度表れているかで

個人の性格を知ろうとしました。

攻撃的、心配性、陽気、etc

のちに精神病質という特質を加え

性格の三次元としましま。

キャテルはそれよりもっと多い16因子を主張

し、個人の性格を測定しました。

特性論のなかで支持が多数なのは

ゴールドバーグなどが提唱した

ビッグ・ファイブ理論です。

5つの特性因子は

開放性、神経症性、協調性、外向性、誠実性

これらは現在、性格検査に用いられ

質問紙法による

たとえば主要5因子性格検査(FFPQ )

矢田部ギルフォード性格検査(Y-G性格検査)

モーズレイ性格検査(MPI)

16人格質問紙法検査(16FP)

などがあるようです。

いずれにせよ個人の性格を知るということは

なかなか簡単にはいかないようで、投影法と

いってインクのシミからの連想をきいたり、

絵を描いてもらって無意識的な部分も探るよ

うな方法もとられていてこの分野に関しては

興味が尽きません。







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