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一時帰国中の楽しみは日本語の紙の本を読むこと。

1年ぶりの日本帰国で楽しみにしていたことの1つに本屋さんに行くというのがあった。日本から離れて暮らしていると何故だか無性に日本語に触れたくなる。日本語の本が読みたいし、日本語が聞きたいし話したいし。つくづく自分は日本人だなと実感する瞬間が多くある。

海外に紙の本を持っていくのは大変で、厳選したなるべく軽い本たちをスーツケースに詰め込み、厳選した重めの本は「特別有袋印刷物」という方法でフランスに送った。これは船便なので、現地で受け取るまで約2ヶ月くらいかかった。
日が経つにつれ、「本当に届くのだろうか、今頃海の奥深くに沈んでいるかもしれない」などと考えたことも一、二度あったが、無事にサンタさんが持っているような大きな白い袋で届いた時はとても嬉しかった。

ちなみに郵便局のリンクはこちらです。大量の本を国外に送るときに大変便利なので、ご参考までに。

パリに持って行った本の1部たち

そうやって、遥々海を越えてフランスに渡ってきた本たちも1年もすれば読み終え、結局2、3周もした本もあった。
ipadのkindleアプリでもたまに読んでいたが、やはりなんといっても紙の本を好む。一時帰国前は、日本の本屋さんに行けることを本当に楽しみにしていた。

フランス人は本好きの国民性だと思う。電車の中や街を歩いていても本を読んでいる人が割りと多い気がする。実際に、世界の本屋が多い都市ランキングでもパリは7位(最新のデータが見つからず、数年前までのしか見つからなかった)で、東京の1,579店に対して、1,105店もあるそうだ。
パリの面積が東京の6分の1しかないことを考えると、本屋さんが多いことが分かる。
そんなフランスでも日本語の本も売っていたりするのだが、円安も相まってかなりお高い。

パリの本屋「シェイクスピア アンド カンパニー」

というわけで日本に帰ってきてから、私は本屋さん巡りと読書に神経を注いだ。元々それなりに読書好きではあったが、東京でO Lをしていた時はあまり本を読む時間を持てていなかった。時間がなかったというより、時間はあったのだけど、忙しい合間を縫ってすることといえばSNSを見たり、動画を見たり、、だったように思う。

なのでこの一時帰国中はここ数年で1番本を読んだといっても過言ではない。それから、大学生や社会人3年目くらいまでは自己啓発系やビジネス系の本をよく読んでいたのだが、この期間は専ら小説を欲していた。
日中に読む本と夜寝る前に読む本とを分け、同時期に3冊並行し読んでいた時もある。

日本に帰ってきて1番最初に東京の本屋さんに立ち寄った時の高揚感。日本には魅力的な本屋さんが沢山ありますね。ありとあらゆる本が並んでいるのを目の前にし宝の山のように感じた。
神保町にあるような古本屋さんもあれば、新宿ブックファーストや紀伊國屋のような大型書店、蔦屋書店のようなカフェが併設されている本屋さんなど、1日中居ても飽きない。住みたい。

久しぶりに会った友人にとても良いアプリを教えてもらったのでご紹介。
ブクログという「自分の本棚」を作ることができるアプリで、いわゆる本の記録ができるアプリ。登録した本を「読み終わった」、「今読んでいる」、「読みたい」、「積読」に分類することもできる。新刊情報も通知してくれたり、他の人たちのおすすめ本リストから新しい出会いがあったり、とても便利。教えてくれた友達ありがとう!
気になった本をとりあえずアプリに登録し、できる限り日本にいる間に読もうと意気込んでもうかなりの数を読むことができた。そして今はフランスに持って帰る紙の本を厳選するという大事な作業に取り掛かっているところ。

▼ブクログのWEB版、私はケータイにアプリを入れています。

次のnoteでは、一時帰国中に読んだ本をまとめようと思うので興味があればぜひ読んで頂けると嬉しいです。

#一時帰国 #本屋 #本好き


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