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成瀬は信じた道をいく、の成瀬のその後が知りたきゃたむらかえ氏を見守ろう。

都知事戦、安野さんを推したいけれど、シビアな戦いだから次点の石丸氏にしようかどうか迷いどころな僕ですが。
ともあれ、百合子氏と舫氏は勘弁してほしい。

というわけで、

宮島未奈作:成瀬は信じた道をいく
成瀬は天下を取りにいくの続編。
下記は前作レビュー

あいも変わらず、
人類史初期、アフリカから飛び出したホモ・サピエンスはこういう性格していたんだろうなっていう我道猪突猛進女:成瀬あかりとそれを取り巻く人々の日常を切り取った物語。

物語はライトで非常に読みやすく、
キャラが立っていて面白い。

周りに左右されずに自分の興味に突き進んでいける主人公も、それを受け入れて感化される周りの人もこうあって欲しい世界を具現化している。

有言実行で種を蒔き、例え芽が出なくても落ち込まない。
そうして色々なことに手を出して向き不向きを理解して進んでいく様は、
生き方の参考になる。
山中伸弥氏の人生モットーであるVW(Vision Workhard)を実践していると言っても過言ではない。

そして、芽が出た物の点と点が繋がって大きな成果に繋がる様はスティーブ・ジョブズの「点と点」のスピーチそのもの。

なんかあってもなくても変わらないような性について触れている?ような面が???ではあったけれど(作者が女による女のためのR−18文学賞を受賞していることも関係している…のか??)、
キャラが立って良く動いていて読みやすいから(2度目)、是非手にとってみてほしい。
特に真剣10代カタリバの人は感化されるんじゃないかなと思います。知らんけどを

………

それはそれとして、
最近おすすめで目にした「たむらかえ氏」
が、目茶苦茶成瀬あかりっぽい。

過集中というかなんというか、一度趣味としてハマったらとことん突き詰めて、
趣味と趣味が繋がる瞬間の話なんて、
まさにリアル成瀬。
って、気付いたの僕だけ?って思ってナルシシズム決めてたらYouTubeのコメントに結構な数書かれてた。
いとはづかし。

ともあれ、
この方の動向を追えば、
成瀬の未来も想像できる。

と言うわけで、
皆で愛でてこーぜー、
おー。

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