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AI進化から生まれたAmazon広告自動化最強ツール『Quartile(クォータイル)』そのインサイトから生まれた「リテールメディア動向」最新レポート①

米国を中心にリテールメディアの進化が急速に進む中、私たちもその真っ只中にいます。 今回 Quartile社は、小売業界における広告の未来を形作る戦略や新たなトレンドをまとめた最新レポートを公開しました。

Quartile社が開発した広告自動化プラットフォーム『Quartile(クォータイル)』。それを活用している世界 5,300 以上の企業から得たインサイトに加え、NewtonXによる市場調査をもとに、2024年以降の戦略策定に役立つリテールメディアに関する包括的な見解が示されています。 本レポートは米国市場を対象としていますが、今後の日本の小売、特にEC業界の動向を考察する上でとても価値のある内容となっています。

情報量が多いこちらのレポートから、重要ポイントに焦点を当て、全3回に分けて、日々のECモールやECサイトの運用に注力されている皆様とって役立つ形でお届けいたします。 今回はその第1回です。

リテールメディアって何だろう?

1.リテールメディアはあらゆる業種・企業規模において確実に成果を発揮する

リテールメディアが企業の目標や KPI に与えた効果について満足度調査をしたところ、75%以上の回答者が「満足」または「非常に満足」と回答し、満足した内容として「売上の向上」「顧客生涯価値(LTV)の向上」「ブランド認知度の向上」などが挙げられました。

リテールメディアの効果の満足度は?

特に中小企業では「ブランド認知度の向上」を目的とした「SNS広告」が、大企業は「顧客生涯価値(LTV)の向上」を目指したAmazon定期便などの「サブスク リプションサービス」が効果的だったことが分かりました。
そして企業の目標に応じた「チャネル選択」「予算配分」「アプローチ方法」が、最適なリテールメディア戦略の鍵となることが明らかになりました。


企業目標に対するリテールメディアの効果について、多くのマーケターからポジティブな声が寄せられました。
しかし一方で「AIや高度なデータ分析」「ターゲティング最適化」「パーソナライズ」といったブランドからのニーズは年々高まっているものの、 その期待に対してリテールメディア側の対応が追い付けていないという声が高まりつつあります。
競争が激化する市場でブランドが優位に立つためには、「革新的なAIソリューション」、もしくは「AIを活用したアプローチ」を取り入れた「総合的なリテールメディア戦略」が不可欠なのです。


そうした企業側の目標とリテールメディア側のパフォーマンスの、双方のギャップを埋める役割を担うのが「リテールメディア最適化サービス」です。
その中でも、AIの進化によって生まれたAmazon広告自動化サービス『Quartile(クォータイル)』は全世界でも5,300社以上の導入実績を持つ最大規模のリテールメディア最適化プラットフォームです。

この『Quartile(クォータイル)』の活用により、企業はアマゾン広告をはじめとする広告運用において、「リアルタイムで顧客のトレンドに反応」し、「広告費を最適化」しながら、「高度なデータ分析をもとにした意思決定」まで行うことが可能になりました。

Quartile(クォータイル)画面イメージ

2.マルチチャネル戦略はもはやビジネスの成功にとって不可欠

Amazonをはじめとするマーケットプレイス、ソーシャルメディア、検索連動型広告など、リテールメディアチャネルは多岐にわたり、それぞれが異なる顧客接点を持っています。

例えば、ユーザーが「キーワード検索している段階」なのか、またはECモールやECサイトといった買い場の中で既に「商品を探している段階」にいるのかなど、 消費者の行動段階に応じて、企業の目標も異なります。多くのブランドが目の前の「売上向上」を最重要視する一方で、「ブランド認知の向上」「持続可能な定期的収益」「顧客生涯価値(LTV)の向上」を重視する企業も少なくありません。

それらの条件を考えて、自分たちのブランドが現在の段階で「ターゲットとしている消費者の行動」に対して、最もマッチした「チャネルの組み合わせ」を慎重に選ぶ必要があります。

リテールメディアにおけるマルチチャネル戦略は、「広告リーチを最大化」しながら「広告費を適切に抑え」「パーソナライズされた購買体験を提供」することで、「コンバージョンの増大」を実現します。
顧客接点の多様化がビジネスを強化し、ブランド認知を高め、その結果コンバージョン率の向上につながります。

調査の結果マルチチャネル戦略は、特定のチャネルに ROI (投資利益率)を依存しない柔軟性と強さがあるため、中小企業から大企業に至るまでどの規模の企業においてもとても高い成果が報告されました。

コロナ禍が始まった2019年頃から、北米や欧州を中心にリテールメディア市場は急速に拡大・成長を続けています。米国では市場規模が7兆円を突破し、2024年には9兆円に到達する見込みで、今なお成長段階にあります。2023年が「リテールメディア元年」とも言われる日本市場においても、小売業者の本格的な参入が進んでいます。

米国と日本の商習慣には違いがあるものの、リテールメディアの影響は日本にも確実に波及しています。特に、クッキーに依存しないパーソナライズ手段として注目が集まるリテールメディアは、日本においても今後さらに活用が広がるでしょう。この波が日本でいよいよ本格化し始めた時に、自社のブランド戦略として「リテールメディア・マルチチャネル戦略」を取り入れることができていれば、ビジネスでの大きなアドバンテージとなるでしょう。


>>(2につづく)


3.最後に

日本でも既に多くの企業がAmazon広告を活用して売上やブランド認知を向上させています。 そのAmazon広告が持つ高いパフォーマンスを最大限に引き出すために生まれたのが、AIによるAmazon広告自動化ツール『Quartile(クォータイル)』です。

株式会社Legoliss は『Quartile(クォータイル)』の製品UIや公式マニュアルの日本語化に始まり、導入から運用まで幅広い支援を行っています。

『Quartile(クォータイル)』についてもっと詳しく知りたいという方は、お気軽に弊社問合せ窓口までお問い合わせください。
 ✉ quartile_info@legoliss.co.jp

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本記事の連載第2回 および 第3回も、ぜひご覧ください!
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2024年9月20日より3回に亘り連載された、Amazon×Quartileの業界リーダーが語るこちらの特別インタビューも、ぜひご覧ください!

特別インタビュー 連載第1回
Amazon×Quartile 業界のリーダーが語る、2024年以降のAmazonで成長を達成するための戦略(1)【理想の顧客特性】

特別インタビュー 連載第2回
Amazon×Quartile業界のリーダーが語る、2024年以降のAmazonで成長を達成するための戦略(2)【ブランド構築の為のKPI】

特別インタビュー 連載第3回
Amazon×Quartile業界のリーダーが語る、2024年以降のAmazonで成長を達成するための戦略(3)【AI活用と広告の自動化】


Amazon広告の最強自動化ツール『Quartile(クォータイル)』に関するこちらの連載記事も併せてぜひご覧ください!